何を今さらフラガール

先月の話なのですが、フラガールと言う映画を観てきました。
何を今さらと思ったのですがね、そのフラガールが公開２ヶ月で
観客動員１００万人突破したそうです。
なかなかいい映画でしたので、１００万人突破もうなずける
結果です。それから音楽担当がジェイク・シマブクロだった
ことを、みなさん知ってました？物語の舞台となった昭和40年
常磐炭鉱の、炭鉱住宅もよく再現されたおりちょっとした
福島県版「三丁目の夕陽」でもあります。

ストーリーはご存知のとおり、窮地に追い込まれた常磐炭鉱が
起死回生の一策、常磐ハワイアンセンター（現スパリゾートハワイ
アンズ）を立ち上げるまでの人間模様を、フラガール達の成長を通
じ表現した作品であります。

物語の終盤フラガール達の晴れ舞台は、感動ものでした。
あの場面800人のエキストラを動因しテスト無し全部本番の、
一発勝負だったそうです。出演の女優陣も撮影であることを
忘れ、本当のフラショーの出演者になった錯覚に陥ったらしく、
それ程圧巻な場面あります。
ウクレレ・フラダンス・ハワイアンキルト等、今ハワイアン
ブームが最高潮に達していると言ってもいいでしょう。
そんな世相を追い風にして100万人動因を成し遂げたとも
いえますが、しかし本編の内容無くしてこの動因はありえなかった
と思います。