ハワイ旅行記ブログ 行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

コロナ禍って何?

2020年07月05日 | Weblog
2020年も7月になりましたが、まだまだ新型コロナは猛威を
奮っておりますね。東京では毎日100人超えの感染者報道が、
飛び交い、米国の感染者数は前日より5万3621人増えて累計
273万9879人となったそうです。このコロナ禍はいつまで続
くのでしょうね。

さて最近よく目にするコロナ禍って言葉ですが、最初の頃私
は渦の誤表記だと思い込んでました。なんとコロナ鍋と読ん
じゃう人もいたようですよ。しかし正しくは(ころなか)と
読むそうです。禍(か、わざわい)とは伝説上の生物、怪獣
妖怪の類いで、おどろおどろしい巨大な猪にような姿なんですって、
仏教経典のひとつ「旧雑譬喩経きゅうざつひゆきょう」にある
説話に出てくるんですって。やっぱコノ騒動は鬼太郎にしか解決
出来ないって事ですかね。

なんでも一切災いの無い国の王様が、「わざわい」とはどの
様なモノは興味を持ち、家臣に銘じて禍(わざわい)を捜索
させたそうです。

まぁ余計な事を考えなきゃいいモノをねぇ、人間あんまり
恵まれ過ぎてると、ロクな事を考えないって事ですね、まさ
に「小人閑居して不善をなす」の典型見たいですなぁ。
よくある時代劇のストーリーにも「何不自由なく育った殿様
が庶民の暮らしに憧れて、ひと騒動」なんてのが有ります。
しかし禍の方が厄介で質が悪いですよね、だって禍(わざわい)
わざわざ探しに行くんですから。わざわざわざわい、なんか
平仮名表記だと判り難し、駄洒落にもならぬ質の悪さですね。

それから命じられた家臣も、よせばいいのにまじめに探したらし
いですよ、そんでもって市場で売ってる禍母を見つけて、
買って来ちゃったんでよ。「旧雑譬喩経」ではこの辺サラッと流し
ていますが、そもそも市場でそんな物を売らしてる国が問題です。

兎に角持ち帰った禍(禍母 かぼ)の主食は針で、これを1日に
一升も喰らったそうです。だから針不足になり民に針づくりを
強制した結果、疲弊した民の多くは国から逃げてしまったらしい
んですよ。これにより国家存続の危機に陥ったんですって。しか
も針を鱈腹喰った禍母は巨大化し、もはや人間の力では歯が立た
ない状態となり、暴れ廻ったようです。

さて実は市場で禍を売っていた商人の正体は神様で、バカな考
えを持った王様を懲らしめる為、現れたんだそうです。
そして王は今までの非道を後悔し、悔い改めたとされています。
この事から自ら悪事を招くことを「市に禍を買う」と言うよう
になりましたとさ、めでたしめでたし。

でもねその後の国の復興はどうしたんですかね。

悔い改めた王様は早速復興に取り掛かり、事もあろうにどっか
の国の首相を見習い担当大臣に丸投げ、その大臣はマタマタ事
もあろうにどっかの国の大臣を参考にして民間に丸投げしたそうな、
めでたし めでたし。
なんて事だったら、神様もやってられませんね。

再選しか頭にない大国の大統領とか、奥さんと友達が一番の
某国首相にも、鉄槌を加える神が現れるといいですね。


コメント (4)
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