NHKマイルカップの回顧

こちらもエーシントップとカシノピカチュウにはかわいそうなレースでした。
今年から降着ルールが変わってとりあえず先着を目指す騎乗が目立ちますね。
ある意味ハングリーさが前面に出て、その馬の馬券をもっているファンとしては
良くやった！と思う反面、不利を受けた馬の馬券を持っているファンとしては
ふざけんなぁ！ってなります。万人に納得できるルールは難しいですね。

1着：（８）マイネルホウオウ　柴田大知　10番人気　無
2着：（17）インパルスヒーロー　田中勝春　６番人気　無
3着：（12）フラムドグロワール　　　横山典弘　８番人気　無
4着：（６）レッドアリオン　　川須栄彦　３番人気　◎
5着：（10）ガイヤースヴェルト　ウィリアムズ　２番人気　○

得意の本命対抗が４・５着という決着・・・。中でも大出遅れを喫したものの
ハイペースも味方し、最後は最速の上がりで4着まで来たレッドアリオンが痛い。
本命で単勝勝負もしていただけにあの出遅れは（涙）

ルーラーシップも出遅れが代名詞となりましたが、この馬も前科持ちでした。
一緒に出遅れたゴットフリートもNZTで出遅れて今回も。出遅れもその馬の能力として
予想に加味しなくてはなりませんね。

皐月賞で気分良く先行したコパノリチャードは、今回も抑えられませんでしたね。
もう少し溜め逃げできれば際どい競馬ができたと思うのですが。
今回は先行有利な流れになると予想したのですが、思いの外流れてしまい先行勢には
辛い結果に。後方から進めて直線外に持ち出してフルに末脚を発揮した2頭での決着に。

勝ったマイネルホウオウは調教の動きが良く、マイル実績もあるということで
最後の最後まで相手に加えるか悩んで消した馬でした。走られても驚きませんが
消してしまった己の判断力の低さにがっくり。

2着のインパルスヒーローも千四スペシャリストという決め付けで消しました。
まぁ展開的に前の有力馬が楽して、前々の決着という予想だったのでしょうがない。

3着フラムドグロワールは名手横典さんが意地を見せてくれましたね。
消耗戦の持続力勝負に持ち込んだのが好走の要因で、ナイスプレイでした。
藤沢＆横典コンビには大いに期待しています。

ガイヤースヴェルトはきつい流れを2番手から横綱相撲をし、掲示板に残しました。
馬の力ももちろんですが、豪腕ウィリアムズの持たせる能力に感嘆。

結果としてダート血統っぽい馬たちがスピード持続力で好走した印象。
春の東京はバリバリの王道サンデー系より、そういう馬がいいと終わってみて
思い出した次第です。毎年同じ失敗をしている気がしますが・・・（笑）
　　

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