猫と千夏とエトセトラ

ねこ絵描き岡田千夏のねこまんが、ねこイラスト、時々エッセイ

ゆく猫くる猫

2014年12月31日 | 
「ゆく年くる年」に掛けて「ゆく猫くる猫」としていますが、今年も嬉しいことに、ゆく猫はいません。
 実家にいる外猫ファミリーのトラ猫父さんが、秋にちょっと危なくなったことがありました。ちょうど二年前の「ゆく猫くる猫」でも紹介いたしましたが、ご飯は必ず先に妻子に食べさせるというような、父親の鏡のような猫です。年齢はわかりませんが、だいぶ年は取っているようで、痩せてびっこを引いていましたが、秋の頃ご飯を食べなくなり、血を吐いたりしてみるみる弱ったので、実家ではいよいよだめかと思ったそうです。それが、物は試しとモンプチの缶詰をあげてみたところ、それまで何も食べようとしなかったトラが、突然健康な猫のようにガツガツとひと缶完食し、あれよあれよというまにすっかり元気を取り戻しました。モンプチすごい!
 くる猫もいませんでしたが、近所の野良猫の「とらお」(茶トラに、鼻の頭と足の先が白)、「モドキ」(まるとよく似た柄なので「まるもどき」→「モドキ」)とちょっぴり仲良くなりました(仲良くなったといっても、1、2メートルくらいまで近づけるという程度ですが)。

 今日はいいお天気で暖かく、大掃除日和でしたね。私も今日はわりとまじめに掃除しましたので絵を描く暇がなく、まるとぼんの仲良し写真で2014年をしめくくろうと思います。
 まるとぼんは、普段たいして仲良しというわけでもないのですが、なぜかベランダに出ると、よくふたりならんでゴミ箱の上に乗っています。外の明るさで目が細くなって、おっさん猫みたいになっていますが、家の中ではもうちょっと可愛い顔をしてます(もうちょっと、というのは謙遜です)。

 今年も一年、更新が滞りがちなブログを見に来てくださり、どうもありがとうございました。
 みなさま、よいお年をお迎えください。

お利口まる

2014年12月30日 | 
 正確に言うと、「お利口になったまる」です。
 まるは子猫の頃ちっとも言うことを聞かなくて(猫なので当たり前といえば当たり前ですが)、とくに困ったのは、出かけるときなどに、二重扉の役割になる部屋のドアを閉めようとすると、「だめ」と言っても無理やりすきまに頭を突っ込んで来て、廊下へ飛び出してしまうことでした。
 みゆちゃんやふくちゃんだと、だめ、と言うとちゃんとわかってくれて、聞き分けよくその場に座っているのですが、子猫のまるはわかっていないのか、わかっていて聞く気がないのか、こちらの言うことに一向お構いなしなのでした。
 それが一年経って、この頃はちゃんと言うことを聞いてくれるようになりました。「来たらだめよ」と言ったらドアの手前で行儀よく座って、前みたいに無理にすり抜けようとはしません。
 その分苦労は減りましたが、無理やり突っ込んでくるのを「こら!」と叱って捕まえて、部屋の中に押し返すよりも、ちょこんと座って、ついていきたいのにな、という目をしてこちらを見上げるまるの鼻先でドアを閉めるほうがずっと不憫で、後ろ髪を引かれるようで、私はいつも「まるちゃんごめんね、すぐ帰ってくるからね」と謝りながら出かけることになるのでした。

いざ、仙台へ

2014年12月29日 | Weblog
このたび、仙台にある猫のアート専門店「猫専門またたび堂」さんに、ポストカード、お守り、にゃん香を置いていただくことになりました。
【岡田千夏コーナー】として展示していただいている様子が、またたび堂さんのブログに紹介されています。→またたび堂さんブログ
お近くの方、仙台に行かれた方、どうぞお立ち寄りくださいね。


猫専門またたび堂
〒980-0811
仙台市青葉区一番町3-8-1
ラベルヴィビル1F
TEL&FAX: 022-302-6925
営業時間/11:30~20:00 木曜定休
http://matatabido-sendai.com/