ねこ絵描き岡田千夏のねこまんが、ねこイラスト、時々エッセイ
猫と千夏とエトセトラ
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【猫マンガ】みゆちゃんの椅子取り作戦
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【猫マンガ】セミ食いの伝播
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雑草抜き其の二
洗濯物を干したりごみを出したり、庭へ出るたびに、足元に20匹くらいの蚊がまとわりついて、次々と刺しに来る。そのため、窓に網戸はしているけど、出入りするたびに、手足にたかっていた群のうちの一匹や二匹が抜け目なくいっしょに部屋に入り込む。ときには、ふくらはぎや膝頭に食いついたままついてくるのもいる。
どこでそんなに湧いているのかと思うが、庭の水槽には金魚やめだかが入っているから、小さなボウフラの卵なんて食べてしまうだろう。きっとよその水で湧いたのが、うちへ来るのかもしれない。庭の一角に、草が茫々に生えているところがあって、湧いた蚊が、その草むらを隠れ家にしてわんわん飛んでいる。
庭に蚊の集会場があるというのはよろしくない。前に雑草抜きをしてからもう長いこと経ったから、そろそろ抜くことにした。
丸い葉っぱと太い茎の同じ種類の草ばかり、次々抜いていったら、びっくりしたオンブバッタがぴょんぴょんと飛び出してきた。せっかく快適に生い茂っていたところを申し訳ないが、仕方がない。
半分ほど抜いたところで、草むらの真ん中あたりの葉の上に、大きな蛾が止まっていることに気がついた。太い胴体と少し外に開いた戦闘機のような形の羽で、おそらくスズメガの仲間だと思われるけど、まわりの草をどんどん抜いてもちっとも飛ばない。きっと蛹から羽化したばかりの若い蛾で、まだ飛べないのだろう。
虫に表情などないだろうしあっても小さくて見えやしないだろうが、私が周囲の草を抜くと、なんとなく必死の形相で揺れる葉っぱにしがみついているように見える
蛾の止まっている草を揺さぶらないようにとまでは気遣わないが、蛾の草を残して、ほかのは抜いて、せいせいした。
翌日の朝に見ると、もう蛾はいなかった。
蚊対策としての効果はというと、あまり関係なかったようである。
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【猫マンガ】夏の珍味
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【猫マンガ】真夏の女、デビンちゃん
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【猫マンガ】ネコリンピック・新体操
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「猫のなる木」
2008年08月20日 / 猫
父からメールが来ていたので、何かと思ったら、どこかのURLが貼り付けてあって、行ってみると、「猫のなる木」というニュース記事だった。
面白いので、皆さんもよかったら見てみてください。
(記事中の「木登りするヤギ」もおすすめです)
http://news.livedoor.com/article/detail/3777762/
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送り火のあと
昼間、街の通りで外国人観光客の姿を見かけるたび、今日の送り火を見に来ているのだろうと思った。私は井の中の蛙だが、京都盆地を取り囲む山々に煌煌たる炎の文字を描く送り火のスケールの大きさは、世界的にも有数ではないかと思う。
山に字が書いてあるね、と息子が言った。送り火があることは知らないはずだけれど、夜の点火に向け、積み上げられた薪や護摩木にかけられた白いカバーが、山の字の形に沿って点々と見えるから、そう言ったのだろう。
天気予報では、京都の夜は雨で、昼過ぎから雨が降ったり止んだりを繰り返したからどうなるだろうと思ったが、点火の時刻には雨は上った。
どこかへ見に行こうかと思っていたのだけれど、火がつく前に子供が眠ってしまったから、行かずじまいになった。送り火を見なかったのは、物心がついて以来、京都を離れていた数年前の一年に続き、これが二度目である。
去年は、NHKがハイビジョン放送で中継をしていたけれど、今年はオリンピック一色で、地元放送局による唯一の中継を見ていたら、少し出かければすぐ実物が見られるのに家の中にいて見ないのは、なんとも惜しいような気がしてきた。
翌日の太陽は、相変わらず焼きつけるような日差しを送ってきていたけれど、今までとは少し違うような風が吹いて、とくに日暮れ頃には、涼しい空気が流れこんだ。山に灯された火が消えるのと同時に、やはり夏の本体もまた過ぎ去って行ったようである。
エアコンを入れなくても平気だし、子供の追いかけっこに付き合ってやってもさほど汗もかかない。川辺には、平地へ下りてきた赤とんぼが飛び交っているし、季節は、秋へと廻っている。
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ネコリンピック・ドーピング疑惑?
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