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「みんなのドラえもん展」

 こんなとき、「どこでもドア」があったら、「スモールライト」があったら、「タイムふろしき」があったら。ドラえもんのマンガやアニメと共に過ごした子供時代、何度そんなことを思っただろう。私に限らず、きっとドラえもんと一緒に育った子供たちは、同じような願いを心に抱いていたのではないかと思う。
 その「みんなのドラえもん展」を、京都駅ビルの美術館「えき」KYOTOに見に行った。
 入り口を入ると、まず目に飛び込んでくるのが、きれいに並べられたコミック本の、色鮮やかな表紙絵である。どれも見覚えのあるもので、懐かしい。
 ドラえもんの今までのあゆみを示す資料や、ドラえもんグッズ、海外で出版されたコミックスなどが並んでいるけれど、しかし、なんと言っても展示の目玉は貴重な原画である。ペンのタッチや修正したあとの生々しく残った原画には、一種憧れのようなものがあって、しかもその内容が、子供の頃に読んだものばかりで、ああ、こんな話もあったと、繰り返し読んだマンガの一場面一場面が鮮やかに思い出され、感慨深いものがあった。藤子・F・不二雄の洗練された線から生まれた可愛いキャラクターたちは、連載開始から30年以上が経った今でも、時代を感じさせることはない。
 1970年の連載開始以来、いまも、子供たちに愛され続けるドラえもん。訪れた家族連れの、子供たちはもちろん、お父さん、お母さんもドラえもん世代だろう。まさに、世代を超えてみんなが楽しめる、「みんなのドラえもん展」である。
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いいな~ (さつき)
2007-08-25 12:33:15
田舎って、そういうものに触れるチャンスがない…
あっ、私が出掛けないだけか…がっくり。

石ノ森章太郎先生が、こちらの市のホールみたいなところで、まんが道場を主宰されていて、他の漫画家さんも来られたこともあるのでしたっけ。

市内とはいえ、家からは遠いので、そういう機会があるのに行ったこともなかったな…

やはり、まんが世代としては、生原稿は一度は拝見したいものですよね。
それが、ドラえもんなら、なおさらです。

アニメは声優さんが変わってから、見る機会が何故かなくなりました。どうしてかな??
時々、無性にああしたアニメが観たくなることがあります。

ちなみに、私は「どこでもドア」がほしいです。
というか、ドラえもんごとほしいですけれど。笑
 
 
 
永遠のドラえもん (のり)
2007-08-25 20:48:18
スモールライトとビッグライトの二つがあれば
日本はかなりいい環境になりますね。
車で出掛けてもスモールライトで車をポケットに仕舞って移動。
大きな買い物してもスモールライトの出番。
伸びきった庭木もスモールライトで小さくしてから剪定。
旅行に行っても大活躍間違いなし♪
 
ビッグライトはみゆちゃんがしてるみたいに使えば
食糧難は解決です。
マグロ大のめざしの出来上がり♪
 
間違って猫の前で自分にスモールライト当てたら
猫に転がされて食べられてしまうかも
 
 
 
さつきさんへ (チナツ)
2007-08-26 17:41:59
そうですよね~、京都っていろんな展覧会とか来るところがいいです。地方だと、なかなか来ませんよね。

私も、ドラえもんは大山のぶ代しか考えられませんから、今のはやっぱり違和感があって、見る気がしないなぁ。
最初から新しい声優さんのを見ている子供たちは、逆にそれしかないのでしょうけどね。

やっぱり一番欲しいのはどこでもドアかなぁ。
私は、ドラえもんじゃなくても、四次元ポケットだけでいいんだけどな~、って現金なことを考えてしまいます…
 
 
 
のりさんへ (チナツ)
2007-08-26 17:44:27
ドラえもんの本編でもありそうですよね、そういう場面。実際あったかな。のび太たちがスモールライトで小さくなっているときに、猫とか犬とかに追いかけられるという。

そうですね、環境問題も食糧問題も、なんでも解決しちゃいますね。
ドラえもんの道具は、やっぱり夢の道具です。
そういうのをいっぱい考え出してしまう藤子・F・不二雄って、えらいなぁ。
 
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