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ヤモリの子の負傷(後篇)

 ただし、完全に回復するまでは自分でえさをとれないかもしれないし、その場合には、危害を加えたみゆちゃんの保護者責任として、しばらくヤモリの面倒を見てやらねばなるまい。
 とりあえず、物置の棚にヤモリを置いて、足の傷に化膿止めの薬を塗り、しばらく様子を見ることにして、保護しなければならなくなったときのために、ヤモリの飼育方法をネットで検索した。
 ヤモリは、隠れる場所さえ確保してやれば、普通のプラスチックの飼育ケースで飼えるそうだが、一番の難点は、生きたえさしか食べないことである。運悪く、翌日から旅行へいくことになっていたので、保護しなければならなくなった場合には、実家に預かってもらおうかしらと思ったけれど、さすがに、ハエを生け捕りにして与えてくれとまでは頼めない。ペットショップで売っているミールワームという生餌でもよいそうなので、それを買ってこようかなどと考えながら、ときどきヤモリの様子を見にいくと、最初はまったく動けなかったのが、見に行くたびに少しずつ移動しているようになって、これなら大丈夫かもしれないと思ったら、しまいに元気を取り戻したのかどこかへ行ってしまった。
 ヤモリの子が助かってなによりであるし、みゆちゃんの保護者としては、大事にならなくて、ほっと胸をなでおろす気持ちである。くわえて、ハエを捕まえたりミールワームなるものを買いに行くはめにならずにすんでよかったと、安堵している。


※ヤモリの飼い方を参照したページはこちらです。面白いので、興味のある方はどうぞ。
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