お医者さんが大きな声で言えない、人間のからだの変化と恐怖~!!
上海エクスプローラの記事です
報道によると11日、武漢の女児3人(1歳4カ月、9か月、4ヶ月)が乳房が発達するなど第二次性徴が現れたという問題を受けて、湖北省衛生庁で組織された専門家委員会は間接的な表現で3人の乳児が飲んでいた粉ミルクとの因果関係は認められないと談話を発表した。
3人の検査の結果、ともに女性ホルモンの数値が高いことがわかったがまだ正常の範囲内で真正性早熟ではないとされた。
性早熟の場合は乳房の発達だけでなく、身長や体重が急激に増える、陰毛や腋毛が生える、生殖器が発達するなど総合的に年齢不相応な発達が見られるはずだという。今回の3人の女児はいずれも主な症状としては乳房が発達しただけなので単純性乳房早発育であって真正性早熟ではないと判断されるという。
また問題となっている「聖元粉ミルク」との因果関係だが、もし「聖元粉ミルク」が原因だとしたら、3人だけでなくもっと多くの症例が報告されるはずではないかという。
疑惑のある「聖元粉ミルク」についてはすでに国家衛生部の関係部門に送られ更に詳しい成分分析と調査が進められている。
また広東省でも新たに1人の乳児が性早熟の疑いをもたれているがこの女児は「聖元粉ミルク」は飲んでいないという。
専門家によれば、子供の性早熟は従来からある一定の確率で存在するもので、原因も水や食べ物や化粧品など複雑な要因があり特定するのは難しいという。
また単純性乳房早発育も1歳から3歳くらいの女児に往々にしてみられるもので、原因は不明で治療法もないが経過観察をしていると自然に治る場合が多いという。
また最近は子供に与える食品、例えば牛乳やヨーグルト、卵、パンなどに栄養価を高める添加物を使用した物が多くみられるが、栄養も過剰投与が身体に悪影響を及ぼす場合もある。できるだけ自然の物を与えた方が良いと専門家は指摘している。
症例が極めて少ない個々に見られる異常が即、食品に原因があると結論づけるのは確かに無理があるかもしれない。たまたま3人の単純性乳房早発育の女児が同じ粉ミルクを飲んでいただけかもしれないし、生活全般について調べたら他にも共通事項があるかもしれない。何を口にしても不安になるばかりだ。
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