今回は内容がイマイチなので、せめて癒やしの花束を載せてみました。
めったにいただけないけれど、とっても私好みの花束をくださる方がいます。

トルコキキョウとピンクの実のジョイント。添えられたペンペン草風の脇役に技あり

昨年いただいた花束があまりに気に入って、デスクトップ画像にしているのを見て、上の花束をくださったというわけ。こちらはラナンキュラスのオレンジバージョンで、明るい笑い声が聞こえてくるよう

すっかり秋ですね。いつものベンチに桜の葉が落ちていました。
ブロック注射の行程は15回にわたって続きました。
私のやっかいな腰痛の原因箇所を特定するためのブロック注射で、
特定できれば治療の計画が立てられるというもの。
原因が特定できなければ手立てが見つかりません。
もう手術はNoと思っていたのですが、
このころは我ながら腰痛の不便さと痛さに疲れ、手術したいと思うほどでした。
覚悟を決めて歓迎しているというのに、肝心な箇所が判らない。
こんなにあれこれ試してみてもダメなら、
医師から匙を投げられても仕方ないのですが、
担当医は何とか見つけ出そうと、あらゆる可能性を片っ端から試してくれます。
こんなに熱心に探り出してくれる先生はいるのだろうか。
いつの間にか、
「先生ッ!今回はすごく効きましたぁ~」と報告する自分を夢見るのでした。
あまりによい反応がない状態に困惑さらには恐縮していまう私に、
「これが(私の)仕事ですから・・・」
そりゃそうだけど・・・それにしても・・・と、改めてその熱意に感謝でした。
12回目のブロック注射のとき、
「なかなか(原因箇所が)特定できないから、今回は神経根の神経にも少し刺します。
ちょっと痛いかもしれません。」と言われた私、
受診前に計った血圧が、診察が終わったら一気に30も上がっていました。
緊張による血圧の反応ってほんとうに正直。
さてくだんの注射はと言えば、これが痛いのなのって。
いくら注射に強い私とは言え思わず「イタタ、あッ、痛いッ、イタッ」
左足の付け根をスポンと輪切りにし、
輪切りの中心からスキーのストックを足先に向かって差し込まれているみたい。
“あぁ、かわいそうな私”
【ブロック注射】
1)神経根ブロック注射 やや良い程度→すぐ状態戻る
2)神経根ブロック注射 やや良い程度→すぐ状態戻る
3)神経根高周波熱凝固治療
非常に良くなり、連続3㎞歩行可能になるが、3週間後デパートでの不規則歩行のあと、翌日から悪化→元に戻る
4)神経根高周波熱凝固治療
治療後帰宅してベランダで激しく転倒、肋骨をベランダシンクで強打。肋骨2箇所を骨折。肋骨は1か月半後に痛み消え完治するも、状態は変わらず。
5)椎間関節ブロック注射 改善せず
6)神経根ブロック注射 (強) 改善せず
7)仙腸関節ブロック注射 最初は楽に歩行、そのうちときどき静止立位困難に。
8)神経根ブロック注射 (強) 歩行1㎞前後で痛み、10分程の静止立位で痛み。状態後退。
9)硬膜外ブロック注射 改善せず
11)椎間関節ブロック注射(第3-4関節) 改善せず
12)神経根ブロック注射(強) (神経根に直接刺す。最も痛かった! キャイン)
13)椎間板造影ブロック注射(第3と4の間) 静止立位・間欠跛行ともやや楽ながらすぐ戻る
14)椎間板造影ブロック注射(第4と5の間)
直後~夜まで腰部中央に強い痛み。翌日は静止立位歩行共に楽に感じ、腰が軽い。間欠跛行はあるが、間隔広くなる。3日後から元に戻り、数日後から痛み強くなる
15)椎間関節ブロック注射(第4-5関節) 静止立位、間欠歩行かなり楽。まもなく戻る
何をやっても状態に改善の兆しが見られない私の報告に、医師は静かに言いました。
「煮詰まっちゃいましたねぇ・・・・」
私ならため息混じりに言うところを、静かに、ひたすら静かに。
そこで、ペイン注射をやってみて欲しいと依頼すると、以下のような状況でした。
【ペイン注射】
1》硬膜外ペイン注射 (第4-5関節) 翌日やや良好だったが、2、3日で元に戻る
2》硬膜外ペイン注射 (上記よりもっと上の関節) 翌日やや良好だったが、2、3日で元に戻る
あぁ、結局何をやっても良くならないなぁ~。
やっかいな腰痛ってこんなにたいへんなものなの?
2回目のペインの結果報告をすると、医師から思いがけない提案がありました。