建部大明神と称せられ近江国の一之宮として長い歴史と由緒を持つ全国屈指の古社
建部大社を参拝する…
本殿の御祭神は日本神話のヒーロー
日本武尊さま
建部大社は、滋賀県大津市神領にある式内社で近江国一宮
旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社
旧称は「建部神社」
日本武尊さまを祀る多くの神社の内で唯一大社を名乗ることが許されている神社
とのことで
参道には、めちゃめちゃイケメンの
日本武尊さまが…劇画ふうのイラストになって
本殿には日本武尊さまが
権殿には大己貴命さまが祀られているよう
大己貴命さまって、こんなお姿だったんですね??
こんなアニメが私が知らないところで流行っていたりして
さてさて、駐車場は
この大鳥居をくぐった奥にあり
軽四にのったまま突き進むので、鳥居の前で一礼できなかったことを
とりいそぎ…報告しておく…
さてさて
駐車場の横に「二の鳥居」がありまして
その奥に、神門がみえる…
さてさて、この参道の横に掲げられている
劇画ふうのイラストの看板が…
なんか神社に参拝に来た…というよりも
神様テーマパークにやってきたような気分にさせられるのよ
大津絵ご利益縁起
「鬼の念仏」
ご利益
「悪魔退散」
あくまでも鬼とせずに、「悪魔」と表記してあるところにこだわりを感じますなあ
悪魔がとりついたら
「ああ、くまった(こまった)」みたいなことになっちゃいますからね…
「瓢箪鯰」
ご利益
地震除け、円満解決
瓢箪から駒…ならぬ…ナマズ
ナラヌ…ならぬ…ナマズ
これ、まずまずのオヤジギャグだと自画自賛
「雷と太鼓」
ご利益
「失せ物見つかる」
私もこれから、雷が鳴ってるときに、太鼓をたたきながら探すようにします…
ぜったい、これで見つかるはず…「タイコ」だけにね
「藤娘」はオッサンなの??
これ、「藤娘」ならぬ「不思議娘」とちゃうの??
と案内看板にツッコミを入れながら
「建部大社のまつりと大津の豆知識」
私の郷里の偉人
本居宣長の和歌もここに紹介されていて
「横浜(DeNA)の大和のことを…」
じゃなくて
「敷島の 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山桜花」
大津市の木は「やまざくら」なんだそうな
瀬田の「唐橋を制する者は天下を制す」と言われてきたそうな
大津市の豆知識が一つ増えたぞ
私は「唐橋」ならぬ「糖」を制したいぞ???
幻の巨大千円札の案内看板
日本で初めての千円札は
日本武尊さま…
この頃は、おそらく日本武尊ブームで
みなさんは日本武尊さまにせんえん(千円)ならぬ、せいえん(声援)を送っていたころでしょう??
さてさて、
案内板は続くよ、どこまでも
劇画タッチで
イケメンの
日本武尊さまの、活躍が
「后オトタチバナヒメの入水」
ヤマトタケルは、船で上総を目指したとき突如として天候が崩れだし、波がどんどん高くなっていき、このままでは船は沈没してしまいそうに…
伊吹山で傷を負った日本武尊さま
ラストは、白鳥になって、羽ばたく!
いやあ、なんだか日本武尊のテーマパークにいるような感覚…
「建部大社のあゆみ」は、写真入り年表ふうに
わっかりやすい!!
ご由緒は
景行天皇46年(116年)に、神崎郡建部郷に、景行天皇の皇子である日本武尊を建部大神として祀ったことに始まるとされ、天武天皇4年(675年)に現在地へ遷座したらしい
と、参道を歩くだけで、日本武尊さまのことや、建部大社、さらには、琵琶湖の魚のことまで、よーく分かっちゃう!!
ではでは、手水舎で、手を浄めて
手水舎には
コロナ禍の煽りを食って、竹を咥えさせられたままの龍
でも、コロナ禍が過ぎ去ったのも、ひょっとしたら、日本武尊さまのパワーのおかげかも知れないしね
あの劇画ふうに、描かれてた日本武尊さまとは、大違い!
実にあっさりと三コマ漫画ふうに描かれている、手水の作法を伝えるオネーさん!
オネーさんのように、口は、みなさん、浄めていないかな、はい、私も…
檜皮葺の神門
神門をくぐると
阿吽の仁王像の代わりに??
この大津市のゆるキャラが仁王立ち
大津市のマスコットキャラクター「おおつ光ルくん」
あの…「おおつ光ルくん」とはすぐに読めず…
「おむつ光ルくん」と誤読してしまった私…汗
どうも、私の「おつむ」が、この暑さでネジが緩んでいるのかも…
「福を釣り鯛!!」
日本武尊さまもオヤジギャグが大好きなんですね…
そして拝殿にて
二礼二拍手一礼
「日本武尊のよーに、ヒーローにならなくてもいいから、日々のヒロー(疲労)が翌日には、なくなりますように」と
日本武尊さまも、きっとオヤジギャグが大好きだから
この願い、聞き入れてくれることでしょう
さてさて、この拝殿は裏側の本殿、権殿と屋根が繋がっていまして
こちらが、本殿・権殿
欄干の彫りは見応え十分
サルらしき生命体が隠れてみえますなあ
そっか、拝殿よりも、こちらの方が日本武尊さまに近いのか…
と思って
もう一度
二礼二拍手一礼
「日本武尊のよーに、ヒーローにならなくてもいいから、日々のヒロー(疲労)が翌日には、なくなりますように」と
ちなみに、権殿に祀られているのが大己貴命さま
本殿・権殿の左右に鎮座する狛犬
どちらもハーネスのように注連縄が掛けられていますなあ
実に歴史を感じる狛犬
こちらの狛犬の方が、かなり風化して、表情が読み取りにくい感じ
さてさて
本殿・権殿で二礼二拍手一礼した後には
境内をぐるっと散策をば
建部大社の案内板
が二つ
拝殿の横には
祈願風鈴
蒸し暑い日で
風も全くなく…ここで涼しさを求めるのは条件的に無理でした…
直射日光が厳しすぎる…
池があって
池の手前には石鳥居
この鳥居には「大野神社」との扁額が架かっています
池には
コイが
池に架かる
池を眺望できるエリア
もうここから池を見下ろせば
たくさんの…コイ!コイ!恋が…!!…
そう大野神社はコイ!恋!!
の神様…
大野神社は、草野姫命さまを祀り、縁結びの神として親しまれているんだな…
ステキな恋よ!やってこい…
さてさて、私はコイはいらぬ…キャラクターとして濃いなあとも言われることのないようにと
神様の守備範囲外かも知れんけど
草野姫命さまに願掛けしとこっと
そのそばには
大燈籠
旧瀬田城址にあったものを移築したものらしい…
大燈籠の前をとおろう…汗
大野神社の横には
武富稲荷神社
ご祭神は稲倉魂命さま
五穀豊穣、家内安全、商売繁盛の神さま
左右のキツネ様
こちらは耳が剥げ落ちたのか、なんだかリスっぽい
長くなっているので次回に続く…