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シェアハウス問題、被害弁護団「スルガ銀関与」音声公表

2018-05-08 | 日記

            シェアハウス問題 

        被害弁護団「スルガ銀関与」音声公表 

シェアハウス問題、被害弁護団「スルガ銀関与」音声公表
https://www.asahi.com/articles/ASL5751FGL57UUPI001.html

 シェアハウス投資へのスルガ銀行(静岡県沼津市)の融資で資料改ざんが相次ぎ発覚した問題で、借金返済が困難なオーナーらの被害弁護団が7日、不動産業者がスルガ銀行員との電話を録音したとする音声データを公開した。その中では、スルガ銀行員とされる人物が、改ざんできる会社を紹介していた。弁護団は「銀行の不正への関与を示す証拠だ」と主張しているが、スルガ銀は「不正への関与は認識していない」としている。

 音声データは2016年4月に録音され、不動産業者の顧問弁護士から弁護団に提供されたという。

 シェアハウス投資では複数の不動産業者が会社員らをオーナーに勧誘。多くをスルガ銀が融資した。融資の過程で年収や預金を水増しする書類改ざんが横行した。音声データでは、改ざん方法がわからない業者はどうすれば良いかスルガ銀行員とされる人物と会話していた。

 「いじくれない販売会社がいたらスルガさんはどうする」との問いに、行員とされる人物は改ざんできる会社名を挙げ、「オフィシャルにはいえないが、そういう依頼を受けることが多い」「彼はそこそこできる」などと応じていた。

 弁護団の河合弘之弁護士は「スルガ銀は不正への関与を認めないが、この証拠で覆る」とし、融資契約の「白紙撤回」を求めるという。スルガ銀の広報担当者は「音声内容は聞いていないのでコメントは控える。(行員が)不正に関与したとの認識はない」としている。また同行は7日、シェアハウス投資に関連し18年3月期決算で貸し倒れ引当金を積み増すと発表した。関連融資額は1千億円超とみられる。(藤田知也)

スルガ銀行員?「公には言えない」 弁護団公開の音声
https://www.asahi.com/articles/ASL5751FHL57UUPI002.html

 シェアハウス投資などへのスルガ銀行(静岡県沼津市)の融資で資料改ざんが相次ぎ発覚した問題で、オーナーらの被害弁護団が、不動産業者が録音したとする音声データを公開した。電話の相手は、スルガ銀行員とされる人物と、資料改ざんができると紹介された会社との会話の2種類。主な内容は次のとおり。

2016年4月4日

 業者「通帳のエビデンス(証拠)あるじゃないですか」
 スルガ銀行員とされる人物「うん」
 業者「いじくれない販売会社っているじゃないですか。スルガさんって、そういう販売会社いたらどうしてます?」
 スルガ「あんまオフィシャルには言えないですけれど、●●(会社名)さんはそういう依頼を受けることが多いから、彼に勝手に電話して、二人でやってって話はしますよ。たまに」