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尼崎の賃貸マンション損賠訴訟:家主側の控訴を棄却・・・大阪高裁/兵庫

2014-09-21 | 日記

               尼崎の賃貸マンション損賠訴訟  

                   家主側の控訴棄却  

                   大阪高裁 / 兵庫 

尼崎の賃貸マンション損賠訴訟:家主側の控訴を棄却--大阪高裁 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20140919ddlk28040391000c.html

 尼崎市内のマンションの一室で「前の居住者が自殺したことを告げず、その部屋を賃貸したのは不法行為」
として、部屋を借りた男性が、家主の男性弁護士(県弁護士会所属)に約144万円の損害賠償を求めた訴訟の
控訴審判決が18日、大阪高裁であった。

  志田博文裁判長は、弁護士側に約104万円の支払いを命じた1審の神戸地裁尼崎支部判決を支持し、
弁護士側の控訴を棄却した。

 判決によると、弁護士は2011年5月2日、尼崎市のマンションの一室を競売で取得した。居住者の女性は
同5日ごろに死亡したが、翌年8月、女性の死について説明せずに男性とこの部屋の賃貸借契約を結んだ。

男性は同月末、この部屋に引っ越したが、近所の住人から自殺だったと聞いて退去した。

 裁判で弁護士側は「部屋の整理を依頼した古物営業商から、死体があったなどの報告はなかった」と主張し、
自殺があったことを否認。だが、判決で志田裁判長は「弁護士側に報告されなかったとは考え難く、供述内容は
不自然不合理」と指摘し、「(弁護士は女性が)自殺した事実を知っていた」と認定した。

その上で「自殺があった事実は、居住することを困難にする可能性が高い。信義則上告知すべき義務が
あった」と判断した。【山田毅】