南米料理と音楽の店 ペーニャあまんかい

アルゼンチンから一番遠いペーニャ(南米の音楽酒場)へようこそ

沖縄では食べれないもの

2006-05-12 21:01:12 | 南米的沖縄生活
はるか昔、私が三線を習っていた頃(笑)
川崎に住む大城先生が、

「昔は沖縄に帰るとき、よく内地の米を持って行ったものだ」

と話していらっしゃったことがあります。
10キロの米を沖縄に持って行くってすごいですね。
今は流通が進み、おいしいお米も、普通に店頭で売っていますね。

ある日、私の友人が東京から「沖縄に遊びに行く予定だけど、沖縄で何か食べられないものある?」という電話がありました。
沖縄には何でもあるよ~と答えながら「さて本当にそうかな~」と別の脳で考えていました。

「あっ!いちぢく」

そういえば沖縄に来てからというもの、生のいちぢくは食べたことがないんです。そのときは季節ではなかったし、友達も八百屋に売ってなかったといっていました。(探させて本当に申し訳ないです。)

2000年にアルゼンチンに行ったとき、コルドバ州にある、アルゼンチンギタリスト、故アタワルパ・ユパンキの家(現在はユパンキ博物館になっている)をたずねた時、大きないちぢくの木(HIGO「イゴ」)があって、たわわに実っていたのですが、もうすでに女の子が登って収穫しているのをうらやましそうに見ていましたら、ひとつくれたんですね。そのいちぢくのおいしいこと!
それ以来、食べておりませんっ。人間もう食べられないと思うと本当に食べたくなりますねぇ!

しばらくして、その友達から大きな包みが届きました。

なんと!いちぢくの苗木

今年2年目ですが沖縄のサンサン太陽を浴び元気に育って、だいぶ大きくなりました。沖縄にイチヂクの実がなるのを楽しみにしている今日この頃です・・・・