南米料理と音楽の店 ペーニャあまんかい

アルゼンチンから一番遠いペーニャ(南米の音楽酒場)へようこそ

最高のLIVE

2009-10-14 15:42:00 | 南米の音楽Musica
メルセデス・ソーサの生涯最高のライブと言われている
1990年ブエノスアイレスのルナパークで行われたライブ映像
を「フォロ」がYOUTUBEに掲載しています。

いったい何人のゲストがいるんでしょうか?
パーカッションにペテコ・カラバハル、バンドネオンは
ワルテル・リオ。ギターは長年のパートナー、コラーチョ。
フリア・センコ、ビクトル・エレリア、レオン・ヒエコ、
デュオ・サルテーニョなどなど本当に豪華な顔ぶれです。

全部で14パートあります。ごゆっくりどうぞ。
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こちらから順序良く見ることができます。
http://forodefolklore.foroactivo.com/nuestros-artistas-f1/megapost-para-el-disfrute-simplemente-la-negra-mercedes-sosa-t1170.htm#11540

最後の会話

2009-10-08 16:32:00 | 南米の音楽Musica
アルゼンチンのテレビをインターネット経由で見ていました
が、メルセデス・ソーサの葬儀は国葬級でしたね。
テレビ番組も緊急に特別番組になり、たくさんの人々が葬儀
に訪れ、「ブラボー!ネグラ!」「オートラ、オートラ
(アンコール)」とまるで彼女の最後のコンサートのように
声をかけていました。

シルビオからもいろいろとソーサとの思い出話を聞きました。
シルビオがソリストとして活動していた20代の頃、31歳の
メルセデス・ソーサと出会ったのだそうです。

一緒にヨーロッパツアーに行った話、ステージでの数々の
逸話、カーレーサー級に運転がうまい話、想像しながら
ワクワクしてしまいました。

2年位前、息子さんのファビアンさんから沖縄に電話が
かかってきました。
私が受けたのですが、その後シルビオに変わり、電話は
メルセデス・ソーサに継がれました。
「アルゼンチンに来るんだってね、私が手料理作るわよ」
と彼女は言っていたそうです。
アルゼンチンでは、彼女が怪我をしてしまったために、
結局会えずじまいだったのですが・・・

シルビオが彼女と交わした最後の会話だったと思います。



フォルクローレの母

2009-10-05 09:21:00 | 南米の音楽Musica
昨日はメルセデスのためにミサが行われ、アルゼンチンの
テレビで中継されていました。
彼女の希望通り、遺体は彼女の思い出の地
メンドーサとトゥクマンで葬儀をしてから
埋葬されるのだそうです。

ソーサの入院中に作った彼女に捧げる曲を
テレサ・パロディが歌っていました。
フォルクローレの母と呼んでいました。

私たちが良く聴いているラジオ
FORO DEL FOLKLORE ARGENTINO では
現在、メルセデス・ソーサ特集を組んでいて50%位の割合で
彼女の歌を聴く事ができます。
なかにはアルバムに収録されていない貴重なものもあって、
聴きながらシルビオと一緒に”Negra”をしのんでいます。

メルセデス・ソーサ

2009-10-04 18:38:00 | 南米の音楽Musica
アルゼンチンを代表する女性歌手メルセデス・ソーサさんが
一時間半ほど前、息をひきとりました。
(アルゼンチン10/4午前5時15分)
60年代にはシルビオもギタリストとして共演し、
大変お世話になった恩人でもあります。

先ほどから私たちが住んでる那覇は私たちの心を
写すように雨が降ってきました。
今日は彼女の曲を聴いてメルセデス・ソーサという
偉大な歌手に想いを馳せたいと思います。

http://www.clarin.com/diario/2009/10/03/um/m-02011477.htm