南米料理と音楽の店 ペーニャあまんかい

アルゼンチンから一番遠いペーニャ(南米の音楽酒場)へようこそ

京都・ピアランゴライブ

2010-03-17 18:06:00 | イベント
「ピアランゴ」不思議な名前ですね
ピアランゴとはピアノとチャランゴを合わせた造語だそうです。
ペーニャあまんかいでも毎年演奏している、ペルーのフォルク
ローレデュオ「フローレス・デュオ」とアルゼンチンミュージ
シャン二人組「ピアランゴ」のセッションライブが京都で行われます。

ユニークなライブになりそうですね。
以前私達もこのカフェ・ド・ゴスペルでライブを行いましたが
店内の音響にこだわった、とっても良いお店ですよ
お近くの方、是非足をお運びください。

フローレスデュオ&ピアランゴ ライブ
音楽に国境はない
4月25日(日)開場17:30開演18:00
前売2500円当日3000(全席自由)
場所 カフェ・ド・ゴスペル 京都市伏見区深草フチ町1ー2
お問合せ075ー643ー7346


パチャママ 母なる大地

2010-03-04 16:53:00 | 南米の映画Pelicula
ボリビアのウユニ塩湖にすむ先住民を描いた映画「パチャママの贈り物」を見てきました。

映画のほとんどがケチュア語、少しばかりアイマラ語、スペイン語はさらに少しのこだわり様。この作品を手がけたのは日本人の監督というのですから驚きとともに、アンデスの先住民への愛と思い入れを感じました。

映像も美しい。塩湖の白、澄み切った空の青、牧草と麦の穂の黄緑、キヌアの赤、色とりどりのポンチョ。
その色彩と同時に、そこに住む人々の生き生きした表情、特におばあちゃんやおじいちゃんの人生を映す刻まれたシワがなんとも素晴らしい。

音楽はルスミラ・カルピオ。彼女は何オクターブの声の持ち主でしょうか?
よくケーナのような声と例えられますが、ケーナを超えた美しい彼女の歌声がまた印象的でした。

リャマを連れて小さな村に塩を運ぶキャラバンに出掛けた親子が途中で2匹のリャマがいなくなっているのに気づいて、近くの村人達が夜を徹して一緒に探してくれるのだけれど、結局、その村人の一人が盗んだ事が判明します。村人は彼を糾弾、追放するんです。彼を裸でロバの背に後ろ向きに乗せて、村人みんなが叫びます。

「盗むな 怠けるな 嘘をつくな」

シルビオに聞いたらインディオの教訓でスペイン語で
「No Robar No Mentir,Trabajar」という言い回しになっているそうです。

ハイ、しっかりココロに刻みました。


「パチャママの贈り物」
EL REGALO DE LA PACHAMAMA

監督:松下俊文 音楽:ルスミラ・カルピオ
2009年 日本・アメリカ・ボリビア


Terremoto 地震

2010-03-01 15:32:00 | 南米的沖縄生活
沖縄の地震は大丈夫でしたか?と友人が住むアルゼンチン
やベトナムから電話とメッセージが届きました。

沖縄の地震がその日のうちに全世界に知れ渡っているという
事にびっくりしました。

大きな揺れでしたが、次の日に起こったチリ地震と比べれば
なんのことはないです。

チリ地震はあまりの被害の大きさに映像を通じて驚いています。アルゼンチンのニュース番組ではチリ地震関連のニュースを頻繁に流し、電化製品の倉庫などを略奪している人々に軍の放水車が出動。放水威嚇し騒然としていました。

まだ余震が続いているようで、被害も拡大しそうなので憂慮しています。