ボリビアのウユニ塩湖にすむ先住民を描いた映画「パチャママの贈り物」を見てきました。
映画のほとんどがケチュア語、少しばかりアイマラ語、スペイン語はさらに少しのこだわり様。この作品を手がけたのは日本人の監督というのですから驚きとともに、アンデスの先住民への愛と思い入れを感じました。
映像も美しい。塩湖の白、澄み切った空の青、牧草と麦の穂の黄緑、キヌアの赤、色とりどりのポンチョ。
その色彩と同時に、そこに住む人々の生き生きした表情、特におばあちゃんやおじいちゃんの人生を映す刻まれたシワがなんとも素晴らしい。
音楽はルスミラ・カルピオ。彼女は何オクターブの声の持ち主でしょうか?
よくケーナのような声と例えられますが、ケーナを超えた美しい彼女の歌声がまた印象的でした。
リャマを連れて小さな村に塩を運ぶキャラバンに出掛けた親子が途中で2匹のリャマがいなくなっているのに気づいて、近くの村人達が夜を徹して一緒に探してくれるのだけれど、結局、その村人の一人が盗んだ事が判明します。村人は彼を糾弾、追放するんです。彼を裸でロバの背に後ろ向きに乗せて、村人みんなが叫びます。
「盗むな 怠けるな 嘘をつくな」
シルビオに聞いたらインディオの教訓でスペイン語で
「No Robar No Mentir,Trabajar」という言い回しになっているそうです。
ハイ、しっかりココロに刻みました。
「パチャママの贈り物」
EL REGALO DE LA PACHAMAMA
監督:松下俊文 音楽:ルスミラ・カルピオ
2009年 日本・アメリカ・ボリビア![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/eb/ea004c8ea73a7f16daddf0ececac07b4.jpg)
映画のほとんどがケチュア語、少しばかりアイマラ語、スペイン語はさらに少しのこだわり様。この作品を手がけたのは日本人の監督というのですから驚きとともに、アンデスの先住民への愛と思い入れを感じました。
映像も美しい。塩湖の白、澄み切った空の青、牧草と麦の穂の黄緑、キヌアの赤、色とりどりのポンチョ。
その色彩と同時に、そこに住む人々の生き生きした表情、特におばあちゃんやおじいちゃんの人生を映す刻まれたシワがなんとも素晴らしい。
音楽はルスミラ・カルピオ。彼女は何オクターブの声の持ち主でしょうか?
よくケーナのような声と例えられますが、ケーナを超えた美しい彼女の歌声がまた印象的でした。
リャマを連れて小さな村に塩を運ぶキャラバンに出掛けた親子が途中で2匹のリャマがいなくなっているのに気づいて、近くの村人達が夜を徹して一緒に探してくれるのだけれど、結局、その村人の一人が盗んだ事が判明します。村人は彼を糾弾、追放するんです。彼を裸でロバの背に後ろ向きに乗せて、村人みんなが叫びます。
「盗むな 怠けるな 嘘をつくな」
シルビオに聞いたらインディオの教訓でスペイン語で
「No Robar No Mentir,Trabajar」という言い回しになっているそうです。
ハイ、しっかりココロに刻みました。
「パチャママの贈り物」
EL REGALO DE LA PACHAMAMA
監督:松下俊文 音楽:ルスミラ・カルピオ
2009年 日本・アメリカ・ボリビア
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/eb/ea004c8ea73a7f16daddf0ececac07b4.jpg)