昨日の段階では、東洋大学の板倉キャンパスの移転先は埼玉としか判りませんでしたが、今日地元の上毛新聞が移転先は朝霞との記事を掲載しました。
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/201190

私の現役時代は、文系は白山(文学部・経済学部・法学部・社会学部・経営学部)キャンパスで川越に工学部があるだけで、判り易い学部配置でしたが、現在は白山・川越・朝霞・板倉・赤羽台の5つのキャンパスに、13学部46学科を有するマンモス大学となりました。
私立の総合大学は、明治・法政などもどんどん学部・学科を増設し巨大化して来ましたが、18歳人口の減少に伴い、その方針にも変換期が到来してるのではないかと思います。
日本大学の様に、学部毎に独立したキャンパスを持つと同窓意識が薄くなります。今回板倉キャンパスを捨てる?とキャンパスは5つから4つに減りますね。
学部・学科を減らすと、その大学が衰退してると見做されて、余り良い印象を与えませんから、せめてこれ以上は学部・学科の増設や定員の増加は止めて欲しいと思います。
板倉進出には、当時から強い反対意見があり、その立地性や土壌などに問題がありました。
板倉町は10校を下らない大学に声を掛けたものの、東洋大学以外の大学には全て断られたとの噂もあります。群馬県や板倉町も多額の資金を捻出しているので、「お世話になりました。さようなら」では簡単に済まないでしょう。下宿・アパート・商店街なども影響は受けるでしょうから・・・
但し、大学の生き残りと言う面からはキャンパスの都心回帰は必要です。朝霞は池袋から19分との事ですし、受験生をもっと集めるには板倉の比ではありません。
気になっているのは、これまで板倉キャンパスを拠点としていた、女子陸上部と女子サッカー部です。朝霞キャンパスにはサッカー場が2面あるそうですが、男子サッカー部とアメフト部が使用しているとの事、又朝霞には陸上競技場がありませんので、それをどうするのか?
余り巨大化せずに、こじんまりとして纏まり、スポーツも極端な話、強いのは陸上競技と競泳だけで良いとオイラは思うのであります。(あっ!アイスホッケーだけは譲れません

