
初マラソンで2時間11分台は立派ですが、狙って居たのは2時間10分以内で日本人1位でしたからね。
外国人に最初から果敢に着いて行ったのは村山謙太 (駒澤大学→旭化成)でした。好調さが伝えられて居ましたので、
飛ばして行ったとの見方が強いですが、私は逆に自信の無さから出た飛び出しだと思っています。足の豆を潰して出血したと言う話もあります。
服部はリオ五輪代表を目指すには、日本人1位にならなければならないので、30km過ぎに集団を抜けて、村山を追わざるを得ませんでした。
村山を抜いた時には、これで日本人1位は確定だと思いましたが、暑さと向かい風で予想以上に体力を使い果たしたようですね。
ヤクルトの高山に抜かれ、最後には青学の下田と一色の2人の後塵を拝する形となりました。
「たら・れば」になりますが、村山が飛び出さなかったら、無理して追う必要もなく、
35km~36km付近で服部が飛び出し、日本人1位になったと思います。
それにしても青学の下田と一色はたいしたモンです。下田は2年生、一色は3年生ですから、来年の箱根駅伝でも走ります

ただ日本人1位のタイムが2時間10分57秒だったので、この大会からリオ五輪代表は選ばれない可能性があります。
来週のびわ湖マラソンが代表選考レースの最後になります。びわ湖マラソンには、石川 (Honda)、黒崎 (コニカミノルタ)、北島 (安川電機)、千葉 (Honda)、柏原 (富士通)、佐久間 (自衛隊体育学校)の東洋大学OBがエントリーしています

NHKがびわ湖毎日マラソンで、柏原の特集を組んでいました。柏原のインタビューを聴いて心中期するものがあると思いましたね。
想像ですが、陸上人生の進退をも賭けているのではないかとさえ・・・・。