

午後からはコミュニティセンターで、『九条の会』の講演会に参加しました。講師は札幌在住の弁護士、佐藤博文氏。
イラク戦争の検証から話が進み、主に現在安倍内閣が推し進めようとしている、憲法96条の【改正】、自民党の改憲案などの説明がありました。
【改憲】と言うと連想するのは、第九条ですが、自民党の改憲案は、それだけに留まらず、「天皇は元首」、「国旗は日章旗・国家は君が代」、をハッキリと定め、13条(個人の尊重)、21条(集会・結社・言論の自由)、24条(婚姻・相続)、28条(団体行動権)、99条(憲法擁護の義務)など多岐にわたっています。
殆どが国民の権利の制限に言及してると言っても良いでしょうね。
最後に質問コーナーがあり、私は96条の“改正”要件と「立憲主義」との関連性を質問したのですが、講師の回答は私には良く理解出来ませんでした

午前中の町内会の古紙回収と「九条の会」の共通項は、どちらも顔ぶれが変わらないと言う事です。
改憲運動(策動?)は将来国民世論を二分する激しい論戦になる事が予想されます。改憲派がこのまま与党であり続けると、そんなに遠くない時期に国会で96条が改正される事になります。実際にはその後に国民投票がありますが、その時には政府や政府の意向を受けた改憲賛成派のメディアが、世論を操作する事は間違いありません。
それに惑わされないのは個人の勉強でありましょう。又大手メディア以外にtwitterやfacebook、改憲反対派のブログなども有効になると思います。