さて、鳳凰座の続き。この劇団は旗揚げして3年目、座員さんが少ないのも無理はない。でも、それを補って余りあるのが座長はじめ劇団員の皆さん。本当に頑張っていると思う。
でもね、今、どの劇団も座員が減っていると思う。大変だものね。その中で少ない人数でもお芝居や踊りの基礎ができている劇団は見ていて安心だし、これからが楽しみだと思う。(なんちゃってエラソウニ。)
鳳凰座もそういう劇団。それに加津也座長はじめ皆が明るいのがいい。
それに、この劇団を締めているのが市川智二郎さん。彼のようなベテランで芸達者な役者がいるのといないのとでは大違い。舞踊もいい。股旅ものなんか最高。お芝居では滑舌もいいし。。。若い女の子が「智ちゃ~~ん~~」とハンチョかけてそれに答えてくれるのがなんともいい感じ。
実は、最初に見に行ったときは、とりあえず行っとくか みたいな気持で行った。でも「あ、この日とこの日は時間がとれそう」と急きょ予約を入れた。
で、千秋楽。
いや、びっくりした。大入りは言うまでもなく。アンコールで2回も出てくれた。そして最後はスタンディングで舞台と客席の一体感が感じられた。不況や震災の影響でどの劇団も劇場もセンターもお客さんが減っている中、久しぶり。。。
画像はいつだったかなのラストショー「雪が舞う」