横スカッとジャンパーズ

徒然なる侭に、主にマリノスと日常をくっちゃべります。毒にも薬にもなりません!

被災地の為にやりたい事、やれない事

2011年03月20日 19時12分07秒 | Weblog
先日、会社でカンパがあった。

あくっまさんの親会社は石巻と仙台に工場を持っているのだが、震災の影響で工場は停止している。連絡の取れないの従業員もいるらしい。
被災した従業員や家族へ届けられるというのっ、あくっまさんはカンパに少額入れた。
あくっまさんの募金に対する考え方は何度も書いているが、自分の身を削ってまではしない。
余力でやらないと、続けられないからだ。募金に対する考えは、家族の影響が大きいのかもしれない。


テレビを見ていると、東京都が個人の救援物質の引き受けを開始した。我が家にホッカイロ二箱と新生児用のオムツが一パックあったので、箱詰めしようか考えていると、母が物悲しい表情を浮かべた。

「あくっまの気持ちは大切よ、でもこんなに少ないなら、仕分けのほうが大変なの。町内や学校、何人かで集めて送るならともかく、少ないと逆に手間よ。」
「お母さん、ボランティアをやっていたからわかるのよ。しかもこういう仕分けは、無償ボランティアがするとは限らない。有償ボランティアの金額を考えると、まとまった量が送れないならば、募金の方がいいのよ」


あくっまさんの気持ちが苛立たなかったと言えば、嘘になる。しかし、長年無償ボランティアをしてきた母の経験の方が正しい可能性は高く、善意の押しつけは自己満足でしかないので、給与が貰えたら募金をする事にした。

…それぐらい逼迫している、あくっまさんの家計の物悲しさよ!


あ、募金した人はちゃんとした団体だと領収書や振込通知を取っておくと、来年の確定申告で五千円以上の金額が控除されるので、大切に保管しよう。


さてさて。
阪神大震災時と比べると、救援物資の発送やボランティア受付、電話や銀行の引き落としが非常に柔軟になった。
阪神大震災時は確か公共電話が現金でないと使えなく、引き落としもキャッシュカードがなければいけなかったはずだ。しかし今回は公共電話の無料解放、本人確認出来れば十万円までおろせるという対応になっている。

もしかしたら中越沖地震でもそうだったのかもしれないが、少なくともあの時より対応が良くなっている。


あくっまさんがそんな話を会社でしていたら、上司が阪神大震災時にボランティアをしていた話をしてくれた。
当時上司は大学生、震災1ヶ月後ぐらいに所属しているボーイスカウトより要請があり、3ヶ月ほど活動してきたそうだ。


上司「電気が復旧すると一番人が行ったのが、パチンコ屋ね。俺達ボランティアが頑張っているのに、被災したおっさん達パチンコ行くの」

Σ( ̄□ ̄;)エエー!
娯楽がないから…なのだろう。ストレスが極限まで溜まるのだから。

上司「まず最初にやるのは、物資の仕分け。地元の人がやると、どうしても公平性を信じられない人が出てくるから、第三者がやらないといけないのね。で、その避難所で余った物資を持って次の避難所に行き、交換して他の避難所に行くの。シャンプー100個と水を交換とか」

(・ω・;)タクマシイ

上司「自分の身を守れないボランティアもいて、ボランティアなのに避難所の物必要になる使えない奴もたくさんいたなー。自分の身を守れない奴はくんな!」
(´∀`;)ソウッスネ

自分の身を守る=団体等に所属して、自分に必要な物資を確保出来る人、という意味なのだそうだ。

上司「年金支給された日の夜なんて、真っ暗な体育館の中で、じーさんばーさんの枕元から年金を根こそぎ盗んでいく奴なんてしょっちゅうだよ!俺も犯人走って追い掛けたなー!」

(°O°;)ゲンジツッテ…

あくっまさんは、募金やふるさと納税で被災地を支えることにした。

三連休雑感

2011年03月20日 18時23分54秒 | Weblog
金曜夜から実家に戻り中。昨日は母がお彼岸に行っている間、あくっまさんは勉強の為と言いつつも、昼は外食産業の為にいつものラーメン屋「破顔」で食事をした。
列がない破顔。
なんという事でしょう!?

ここで買い控えが起こり、ぜいたくは敵だ、の精神で誰もでなくなったら、外食産業が潰れると食材業者や流通が皆潰れる。

…というのは言い訳で、気分転換したかったので、あくっまさんは店に入った。
おいしいもの食べたい!
いつもより奮発して、百円高い煮干汁なしだ!!


まぁ…そういう訳で練馬区にいるのだが、母が「この街はおかしい」という意味を、身を持って体験した。

開店前の10時前から、西友の前で20メートル程の行列が伸びているのだ。
入店規制まで敷かれている。しかし、練馬区のこの辺りは、計画停電地域ですらない。

あくっまさんは薄気味悪さを感じつつ、欲しかったビールを買うことも出来ず、近所の酒店でビール各種を購入。
母曰く、閉店しているコンビニもあるそうだ。
なんという事でしょう?!?!


そして今日は、母は千葉の老人ホームにいる祖父の様子を見に行った。あくっまさんは、引き続きレポート作成中だ。
母は先ほど帰ってきたが、妙にぷりぷりしながら、言った。


あく母「常磐線乗っていたらね、松戸手前あたりで降りた大学生ぐらいの頭の出来が知れている男の子達が言うのよ、『この電車は被災地に続いているから、人が少なくなるなー!』ですって!!」
「原発爆破すればいいのにーなんて大きな声で言うから、後少しで注意しそうだったわ!」

あく母「帰りの電車ではメール送信していたら、優先席じゃないのに『優先席のポスターが見えない目が悪いんじゃない?』っておばさんが私の方見ながら言うから、目を見て電源切ってやったけど、緊急地震速報が聞こえなくて怖かったわ!」

…ささくれだっている人が多い、週末だったようだ。