横スカッとジャンパーズ

徒然なる侭に、主にマリノスと日常をくっちゃべります。毒にも薬にもなりません!

【グロ】ビルの谷間の餅【腐海】

2008年02月23日 17時08分53秒 | Weblog
人は何故、問題を先延ばしにするのだろう。
兵器開発は収まるところを知らず、国際的協調を口にしつつも各国軍備費は拡張するばかり。
誰かが、絶対的な英雄がおとぎ話のように現れ、世界を平和に導くまで待っているのだろうか。

そんな時に世界の紛争を武力介入する事で根絶する、ソレスタル・ビーイングというガンダムを用いる私兵集団が現れたら、世界はどう変革するのだろうか。
あくっまさんは、ソレスタル・ビーイングを共通の敵とする事で、世界各国が協定を結び、共通の敵を叩くことで平和になるというシナリオだと睨んでいる。
そう、ガンダムマイスター達は心から「戦争根絶」と信じながら武力介入しているが、実は彼等はスケープゴートなのだ。
だからあまりに綺麗過ぎる行動に効果が薄いと考えた黒幕が、民間人をも攻撃するガンダムスローネ達を投入し、憎悪の対象へと加速していく…。

どうなる、ガンダアァム!


毎週土曜日6時から、TBSで「ガンダム00(ダブルオー)」好評放映中。
今日は6時から9時まで、TBSでガンダムとサッカー日本代表を見よう!


こんな感じで頭に何か沸いてしまった、あくっまさん。
そう、あくっまさんは吸い込んでしまったのだ。
マスクを外したら5分で肺が腐る、腐海の毒を…。



鏡開きから一ヶ月十日経過した、2月21日。
さすがにカビるんるんを放置しておくのもやめようと、あくっまさんは思い立った。
いやあ、誰か気付くと思ったのに…ダレモキヅカナイ。
不吉な噂を聞いただろうに…。


「一粒でも胞子が残っていたら、村が腐海に飲み込まれてしまうからね!」


あくっまさんは意を決し、ゴミ袋の中に両腕を突っ込んで餅と対峙した。
餅は一ヶ月前よりひび割れていたが、大した違いはない。あくっまさんはためしに上段の餅をめくってみた。
すると…。


「菌糸がこんなところにまで…!」《写真参照》
「この餅を焼き払うしかない…」
「ババ様、この鏡餅(の習慣)は十年以上、この村を守って下さったのに」
「燃やすしかないのじゃ!」


あくっまさんは上段の餅を持ち上げようとした。すると極限まで乾燥した鏡餅は、ボロボロと手の中で崩れ落ちてしまった!

「この国も腐海に沈んだか…」

気分はユパ様のあくっまさん。
だが職場を腐海に沈めるわけにはいかない。
…イインダケドサ、本当ハ。



手に持つと崩れるので、あくっまさんはゴミ袋を餅の入っていた段ボールに被せ、ひっくり返した。すると餅がお飾りと昆布に引っ掛かり、ゴロゴロと転がって…。

半分床にこぼれた。
そして見てしまったのだ。餅の下に置かれた白い紙が真っ黒になるほど、カビるんるんが張り付いている姿を!!


「濃いカビ…一口でも吸ったら死んでしまう」


残念な事に、この時点でマスクをしていない、あくっまさん。

ゲフゲフと咳とくしゃみが止まらない、既に森の毒に侵され始めた。
あくっまさんは何とか餅の下段を拾う。袋の上から餅を掴み上げ、ふと違和感があった。


「暖かい…まだ生きてる」


皆さん、ご存知でした?
カビッテアタタカイノ。


ギャー!
あくっまさんは慌てて餅その他をゴミ袋に投げ込んで、口を固く閉じた。盛大なくしゃみを連発させながらデスクに戻り、受話器を取り上げる。



『その者、青き衣をといて、金色の野に降り立つべし。
失われた大地と絆を結び、ついに人々を青き清浄の地に導かん…』
(トルメキア古代伝承より)



十分後、あくっまさんの電話が鳴った。すぐさま取ると、受話器から声が聞こえた。


「こんにちは、清掃センターです!」


地中深く埋まっていた巨神兵より恐ろしい塊を、青い作業着のオジさんに渡し、あくっまさんは席に戻った。



その日は半日ほど、くしゃみが止まらなかった。

「もう来年はこんなの無いよね!」
「ウン!!」
「きっとねー!」


あと半年もしたら石になってしまう。その前に意志を固めなければ…。



※今日の日記はジブリ長編映画第一作品『風の谷のナウシカ』を知らないと、ほとんど楽しめません。
あくっまさんはナウシカの初回特典DVDも漫画全巻も揃えている、ただのオタクです。
ねっておいしいねるねるねーるね!