ハンガリー なまはげ祭り2

ハンガリーのなまはげ祭り、「ブショーヤーラーシュ 」が行われる街、モハーチを訪れたのは、コロナが流行する何年も前の話し。

車にて首都ブダペストを出発した、あけち家一行。モハーチまでは約200km。

お祭り当日はモハーチへと続く道が大渋滞、午前中の現地入りが望ましいと聞いていたが…

何とかお昼前にモハーチ入りをすることができた。

車を降り、街の中心地と思われる方向へ見当をつけて歩いていると、

突如後方から大きなエンジン音が近づいて来た。

車というよりはトラクターのような？？？

振り返ると、そこには人が乗るにはちょっと小さい古びたトラクター。牽引している荷台には箱乗りする人々、

いや、ハンガリーのナマハゲ「ブショー」達が！

繋ぐ3歳児の手に、ぎゅっと力が入る。

トラクターのノーズ部分には牛が何か大きなツノが取り付けられ、大きな音を出しながら進むその姿はまるで…

暴○族みたい…

思わずつぶやいてしまったことは内緒だ😗

さて、ブショー達の走り去った方向へ歩くことしばし。

街のメインストリートに到着。

通りの両側にはお土産や食べ物の屋台が並び、歩行者天国となっている道路は、散発的にねり歩くブショー達と観光客が溢れている。

で、このブショー達。観光客と見るや、すれ違いざまにちょっとしたイタズラを仕掛けて来る。

大抵は肩をつついたり、服を軽く引っ張ったりといった他愛のないものなのだが…

露店を見物したり、写真を撮ったりしていると、1人のブショーと目が合った。

分厚い仮面越しも関わらず、その中の人とガッチリ目が合っているのがわかる。

思わず硬直した次の瞬間…

来た😖

と思った時には、数人のブショー達に取り囲まれていた。

咄嗟にしゃがみ込む自分。

それを中心にブショー達は円陣を組み、グルグルと回り始める。

ぎゃー😱

ブショー達は程なく解放してくれた。

握手で和解？

そして記念に一緒に写真を撮り、ブショー達にとわかれた。

手荒なことをされる事はなかったが、ビックリしたなぁ😅

お祭りのクライマックスは、ドナウ川をブショー達が船で渡って来るところ、なのだそう。その時間が夕方からとのこと。

残念だけど、クライマックスは見ずにモハーチを後にすることにした。

なぜならメチャメチャ寒ヒ😫

とても夕方まで耐えられそうにない。

さて。

初めは怖がっていた日本の3歳児、

帰る頃にはすっかり慣れ、ブショー達とすれ違うたびにハイタッチ🤚！

友達になっていた。

防寒対策万全にして、また行きたいなぁ😊💕