あけちのショシマ的生活

ショシマ(初心者マークの略)的な驚きや発見を綴るブログ。

マラソン観戦記⑧

2012-02-20 15:59:56 | おでかけ
2月12日に見に行って来た「いわきサンシャインマラソン」。

このフルマラソンの制限時間はスタートから6時間。
14:30。
タイムリミットまであと30分。
出場しているY氏、I氏、M氏は未だゴールに現れていない。

目の前を、通過するランナーに、
見覚えのない人達が増えてきた。
見覚えのないランナー・・・
つまり、自分が26km地点でI氏を見送り、
ゴール付近に移動したその後に
26km地点を走っていた人達が
今、目の前を通過している可能性が高い。

3人のゴールを見逃したか、
あるいはリタイアしてしまったか・・・

実はもうとっくに着替えも済んで、
カニ汁すすってるんじゃないのか?


カニ汁


レースに見入ってる自分の背後から
そっと近づいて来てるんじゃないのか・・・
後ろを振り返る。
・・・やっぱりいない。
いっそGPS発信機を取り付けたい。

あと30分だし、
タイムリミットの15時までここにいてみよう。

タイムリミットまで15分前。
・・・来ない。

10分前。
・・・来ない。
リタイヤ濃厚か?
いや、まだ10分ある。

5分前。
隣のメンズ3人組がにわかに盛り上がる。
出場している友達の姿が見えたらしい。
「○○~!!」
「バカ!名前を呼ぶな!」
「こっちに寄り道したらゴール間に合わないぞ!」

3分前。
赤い大会Tシャツが見えた。
I氏だ!!
手作りした応援用の旗を高々と掲げる。
I氏もこちらに気づいたらしい。
弱々しく手を振り返すのが見えた。



急いで写真を撮り、沿道を走って追いかける。
ゴール直前をさらに撮影。



ゴールの瞬間を正面から撮りたかったけど、
こちらは本物のカメラマンの群れに阻まれて断念。
でもその隙間から、
フラガールにレイをかけてもらっているI氏が見えた。


ゴールの裏に回り、I氏を迎えうつ。
・・・つもりが、そこにはI氏、Y氏、M氏、3人の姿があった。
Y氏とM氏は着替えも済んですっきりとした様子。
1人はかなり早い段階でゴール、
1人はリタイアしていたのだそう。

それにしても・・・
冷えすぎて「完走おめでとう」の一声が出ない

というわけで、改めて。


フルマラソン完走
おめでとうございます



「いわきサンシャインマラソン」
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マラソン観戦記⑦

2012-02-19 13:22:57 | おでかけ
2月12日に観戦してきた「いわきサンシャインマラソン」。

14:00。
ゴール付近に移動してから1時間半経過。
見覚えのあるコスプレランナー達が次々とゴールして行く。
Y氏、I氏、M氏、3人とも未だゴールに現れない。
友達がゴールしないのか、件のメンズ3人組も
相変わらず同じ場所にいる。
身長があるぶん、自分より見通しが利くらしい。
「白いの来たぞ!」
「○○(友人の名前)来たんじゃね?」
「・・・よく見たらぜんぜん違うじゃん
放送席では、前を通過するランナーのゼッケンを
読み上げてくれている。
3人の会話と、放送席のアナウンスを合わせると、
どんなランナーが来てるか予想できてありがたい。

「○○、リタイアしたんじゃね?」
「でも、全員リタイアってさ~・・・」

あ、それ。自分も今思ってたとこ。
彼らの友達も何人か出場しているらしい。

しばらくして。
メンズ達に歓声があがった。
友達の姿が見えたらしい。
「○○ー!」
「○○ぅ~!」
声援に応え、近づいてくる1人の男性ランナー。
気がつけば、盛り上がるメンズ4人に完全に取り囲まれていた。
ちょぉっと待ったぁぁぁ~
自分、いつの間にこの人達の仲間になってたのぉ~!!
できるだけ小さくなり、メンズ達の輪から外れた。
ふぅ ビックリした~

落ち着いたところで、元の場所に戻り観戦再開。

知り合いのランナーを発見できないまま、時間が過ぎてゆく。
はじめはその場で足踏みしたり、ホッカイロ振ったり、
寒さへのささやかな抵抗をしていた。
しかしこの頃には、その気力すらなくなっていた。
応援している3人と似たような服装のランナーが近づいてきても、
カメラを準備することもなく、ただランナーを目で追う。

このフルマラソンの制限時間はスタートから6時間。
14:30。
タイムリミットまであと30分・・・



「いわきサンシャインマラソン」
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「コースマップ」
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マラソン観戦記⑥

2012-02-18 10:41:08 | おでかけ
2月12日に観戦してきた「いわきサンシャインマラソン」。

12:20頃。
30km地点でのI氏の余裕の後姿を見送り、
ゴール地点へと急いだあけち。

しかしこの時、とんでもない勘違いをしていたのだった。
後で調べてわかったのだが、
この時応援していた水族館裏側の場所、
スタートから30kmくらいの場所だと思い込んでいたのだが、
実際には26kmくらいであったらしい。
さらに、5箇所ある関門それぞれに制限時間が設けられていて
その手前、24.2km地点に設けられた第4関門の制限時間が12:25。

「予想通過時間より1時間もはやい」と驚いていたが、
12:20頃に水族館裏を通過というは、
けっこうギリギリの時間だったのだ。

そうとは知らないあけち。
急いでゴールが見える場所を探す。
残り約12km(実際には16kmちょっと)。
I氏があと1時間くらいでゴールとすると、
それより速いと予想されるY氏は、
いつゴールしてもおかしくない。

ゴール付近はすでに観客で埋め尽くされていた。
コースに沿って進んでいくと、
ゴールまで100mくらいの所だろうか。
奇跡的に1人分空いたスペースを発見!
すかさず潜り込む。
そこは、放送席のすぐ脇であった。
大会スタッフしかいない分、コースの見通しもいいぞ♪
なんでこんないい場所空いてたんだろ?

その謎はすぐに解けた。

朝から吹き荒れていた強風は、
ますますその強さを増していた。
応援している人達の旗がちぎれて飛ぶ。
大会の資料だろうか。放送席の分厚いファイルが飛ぶ。
観客とコースを隔てる頑丈な柵までも風で倒れる。
その倒れた柵の隙間から、
レース見たさに観客が1人入り込み、2人入り込み・・・
最前列にいたはずなのに、気がつけば
ランナーがさっぱり見えなくなっていた。
時々スタッフが追い出すのだが、しばらく経つとまた元通り。

「これじゃ、見えないし。」
「せめてしゃがむとかさ~。」

うんうん
それにそこ!
ちびっ子がランナーと接触しそうになってるって!
危ないって!!

・・・て、あれ?
誰か心の声を代弁してくれている?
見ると、そこにいたのは20代前半くらいのメンズ3人組。
そうだそうだ!もっと言ってやれ!

どうやら彼らも、出場している友達の応援に来ているようだ。


13:30。
ゴール付近に移動してから1時間経過。
Y氏、I氏、M氏、3名とも未だゴール前に現れない・・・



「いわきサンシャインマラソン」
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マラソン観戦記⑤

2012-02-17 10:06:33 | おでかけ
2月12日に観戦してきた「いわきサンシャインマラソン」。

ようやく手に入れた温かい飲み物をホッカイロ代わりに、
水族館裏のコースへ戻った。

さて。
今回フルマラソンに出場している知り合いは3人。
フルマラソン出場2回目のY氏。
初参戦で、最長12kmしか走ったことのないI氏。
そして、膝に爆弾を抱えているM氏。
この他にも知り合いで出場している人はいるかもしれない。
けど、とりあえず応援しているのはこの3人だ。

このなかで1番最初に通過するのは、
フルマラソンの経験もあり、
スポーツマンと評判のY氏と予測される。
M氏の実力は未知数。
そして練習の時のタイムから割り出した
I氏の30km地点の通過時間は13:30頃。
この時間を1つの目安として、
最初に通過するであろう、白いウェアのY氏を探すことにする。

それともう1つ。
3人が到達する前に、写真を取る場所を決めておかなくては。



午前中は上の図①の場所から写真を撮っていた。
が、逆光のためランナーの表情が全く写らない。
見通しも悪いため、直前までランナーが見えないし。

②の位置からなら水族館をぐるりと回ってくる
ランナーが遠くから確認ができる。
それに半分くらいは顔に光があたるでしょ。
ただし、さえぎる物が何もない分、
強烈な海風がまともに吹きつけ体温を奪っていく。
冷えすぎて内臓が痛くなってきた・・・
①の場所に避難し、お腹にホッカイロ増量。解決
あとは②の場所に戻るタイミングなんだけど・・・。

時計の針は12時を回った。
予想到達時刻までまだ1時間以上あるけれど、
②の撮影場所に戻るべきかどうか・・・
本番で張り切っちゃって、練習より速くなるかもしれない。
が、1時間もはやくなるなんてことあるんだろうか?
12時半くらいになったら移動してみようか?
1人もんもんと悩んでいたその時だった。

見覚えのあるランナーが目の前に!
赤い大会Tシャツに白のインナー。I氏だ!
え、ウソ、なんで?!



斜めってるし、レンズに何かかぶっちゃってるし
この慌てっぷり、伝わるだろうか・・・

人間、慌てるとろくなことがない。
左手は応援用に手作りした旗をリュックから引っこ抜き、
右手はカメラのシャッターを切ろうとし・・・みごとに失敗。

コスプレランナーの写真はサクサク撮れたのに、
肝心な時になぜかシャッターがおりない。
カメラの液晶画面を見る。
そこには「露出補正」云々の表示が。
こんな表示始めてみた。いったい何押したんだ、自分。
しかも撮影モードに戻す方法わかんないしー

ひとしきりパニクって、ふと気がつくと。
そこには、走るポーズを決めて待ってくれているI氏の姿が。
自分のバカバカバカー
ろくに応援も出来ず、写真も失敗し、
そのうえランナーの走りを妨害してしまった自分が悔しい

それにしてもコイツ、余裕だな・・・

それはさておき。
予想をはるかに上回るはやさ。
そして30km走ってなおあの余裕。
これはゴールもはやいぞ♪
写真の一件を根に持ちつつ、ゴール地点へと急いだ・・・


「いわきサンシャインマラソン」
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マラソン観戦記④

2012-02-16 16:51:43 | おでかけ
2月12日の「サンシャインマラソン」。

フルマラソンを走るランナーを発見し、見に行ってみる。
場所は「アクアマリン」という水族館の裏辺り。
巨大クレーンがあったり、工事現場っぽい場所だ。
この場所にたどり着いた頃には、
すでに続々とランナーが通過していた。

いかにもマラソンな服装の人が多いが、
コスプレで走ってる人もけっこう多くて楽しい。


マリオとか



殿様とか

・・・と思ったら、背中に「悪」の文字。
どうやら悪代官だったらしい

背中に戦国武将みたいな旗を
くくりつけて走ってる人もいた。
この日はものすごく風が強くて、
この衣装で走るって凄い。

それにしても、この位置から写真撮ると
完全に逆光だわ。
ランナーの顔がぜんぜん写らない
知り合いのランナーが通過するにはまだ時間がありそうなので、
写真撮る場所を探しに行くことにした。
ついでに温かい飲み物も欲しいので
「ら・ら・ミュウ」方面へ。ここなら何かあるでしょ。

移動するにつれて、人が増えてきた。
通路にも人がギュウギュウで移動するのも一苦労。
盛り上がってるのはこっちの方だったのか!
背景に「アクアマリン」や「ら・ら・ミュウ」が入るし、
写真撮ったらも絵になりそう
でも人垣に阻まれて、肝心のランナーが見えない。
うーん

「ら・ら・ミュウ」に入ってみる。
飲食店はどこも長蛇の列。
そういえばお昼時だわ。

さらに奥まで進んでみる。
広いロビーみたいな所があった。
そこには室内のベンチに腰掛け、
ジュース片手にぬくぬくと応援する人々の姿が。
ちょうど窓の外をランナーが駆けてゆく。
なるほど、こういう応援スタイルもありか。
当然だが、すでに空席はなく、
窓の外も応援する人達でいっぱいだ。
写真撮るには、元の場所に戻るしかなさそうだ。

ようやく見つけた自動販売機で暖かい飲み物を購入。
それをホッカイロ代わりに
水族館裏のさびしい場所へ戻って行った・・・



マラソン観戦記③

2012-02-15 16:10:37 | おでかけ
2月12日の「いわきサンシャインマラソン」。

フルマラソンの先頭が、「アクアマリンパーク」に
近づいているという情報をキャッチ!
第1折り返し地点で折り返した選手たちは
ここ「アクアマリンパーク」を通過し
第2折り返し地点へと向かうはずである。
選手達が駆け抜けて行くであろう、
広く整備された幹線道路沿いに立ち、待ち受ける。

会場に流れる地元FMラジオは
選手の「第4関門突破」を伝えている。
来るか? ・・・来るか?
もう見えても良さそうなのに、
いっこうに選手が来る気配がない。
FMラジオでは今まさに選手達が通過しているらしい。
その興奮と盛り上がりとは裏腹に
応援する人達の姿もなく、閑散とした沿道。
そこを、先導らしい白バイだけが
びゅ~んと通り抜けて行く。

どうもおかしい。
ここ、コースじゃないのか?

この道を通らないでいったいどこを・・・
あたりをキョロキョロと見回す。
・・・と。
もっと海際の道を走り抜けるランナーの姿がちらりと見えた。
あっちか~

あとで確認したところ、
だいたいは幹線道路を走ってるのだが、
「アクアマリンパーク」付近だけ、道路から外れ
海際ギリギリの遊歩道みたいな所を走っていたのだった。
やっぱり、事前にちゃんと調べてないとダメだね

さて。
選手を見つけたのは、
「アクアマリン」という水族館の裏辺り。
知り合いの選手達はまだまだ来ないと思うけど、
他にやることもないので、見に行くことにした・・・


「いわきサンシャインマラソン」
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「コースマップ」
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マラソン観戦記②

2012-02-14 11:03:01 | おでかけ
2月12日に見に行ってきた
「いわきサンシャインマラソン」

スタートを見送り、バスで30km地点へワープ

着いたところは「小名浜港アクアマリンパーク」
海である。
ここがゴールでもあり、
フルマラソンの選手はここを一度通過し、
折り返してまた帰ってくる。
1箇所で2度見れる美味しいポイントである。
会場では、地元FMラジオがマラソンの生中継を流している。
それによると、12kmほど内陸にある競技場を出発した選手達の
先頭集団(・・・というよりトップ独走状態らしい)
・・・は、早くも第2関門突破したとかしないとか。
もう海沿いの道に到達しているなんて・・・速い。
途中渋滞に巻き込まれていたとはいえ、
バスで来るのとそんなに変わらないではないか

とは言え、フルマラソンの選手達が
ここに到達するにはまだ時間がある。
その間に、周辺を探索してみることにした。

バスを降りて最初に目に飛び込んできたのは、
真っ白いテントの列。
近づいてみると、それは選手の更衣室だったり、
マッサージルームだったり、
荷物預かり所だったり・・・
選手村みたいだねぇ。ここ

屋台が出てたり、ステージイベントがあったり、
お祭り騒ぎになってるかと思ったんだけど・・・。
「現地に着いたら、あとは外にいるしかないんでしょ?」
ふと、誰かのそんな言葉を思い出した。
こういうことだったのか

どこに行ったら良いのかよくわからなかったので、
とりあえずゴール地点に行ってみた。
その時は、10kmのマラソンの人達が
ちょうどゴールしてるところだったんだけど・・・



観客もまばらで、淡々と選手達が帰ってくる。
ただそれだけ。
なんか、地味だわぁ・・・

ゴールした瞬間倒れこむ選手をタオルでキャッチしたり、
感極まって泣いちゃったり、
端の方で胴上げしてるグループがいたり、
・・・っていうのはないんですね

さて。
そうこうするうちに、フルマラソンの
トップ3人ほどが近づいてきているらしい。
ちょっと見に行ってみよう!
選手達が駆け抜けて行くであろう、沿道へと急いだ・・・


「いわきサンシャインマラソン」
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マラソン観戦記①

2012-02-13 15:33:57 | おでかけ
2月12日(日)
いわきサンシャインマラソンの応援に行ってきた。
マラソンを現地で観戦するのは始めてである。
42.195km。どこで観戦すべきか・・・
スタートも見たいが、感動のゴールも見たい。
もちろん途中も見たい。
迷った末、そのすべてを見ることにした。

8:00。
スタート地点となる陸上競技場到着。
フルマラソンに出場する知り合い達と合流。
スタート地点に整列するところまで見送り、
ここからは別行動。
みなさん、ゴール地点で会いましょう!

ステージに立つ「山の神」こと柏原君には目もくれず、
スタート地点正面が良く見える場所へ急ぐ。

9:00。
号砲とともに花火が上がり、フルマラソンスタート。
6000人が出場しているというこの大会。
知り合い達が並んでいるのは、そのはるか後ろの方だ。
彼らがスタートラインにたどり着くまでには
かなり時間がかかると思われる。

というわけで。
スタート直後の写真を数枚撮り、トイレへダッシュ
スタート前に行ければ良かったのだが、
その時は選手達の長蛇の列ができていて諦めたのだ。
スタート後の選手更衣室近くのトイレなら空いてるかな?
と思ったら、これがビンゴ!誰もいない。

ゴール地点行きのシャトルバスが出るのは9:20。
それまでにトイレを済ませてバスの列に並んで、
運が良ければそこでスタートした彼らを見れるかな?

・・・という読みは甘かった。
トイレから出てきたその目の前を、
最後尾のランナーが駆け抜けて行く。
一足遅かったか~
走って彼らを追いかけようかとも一瞬思ったが、
なんとか思いとどまりバスの列に並んだ。

ここから30km地点へとワープする・・・