その音に気がついたのは、まったくの偶然であった。
平日の午前中。
多くのサラリーマンは会社で忙しく働いている時間である。
玄関の方から、かすかな金属音がする。
そ~っと玄関の様子をうかがう。
すると・・・
カチャカチャという音とともに、
ドアノブがわずかに動いているではないか。
まさか空き巣?!
物音を立てないよう気をつけつつ、様子をみる。
やがてカチャカチャは止まり、
長くて短い沈黙ののち、
玄関の格子の隙間に何かが差し込まれた。
扉の向こうにいた誰かが立ち去ったのを確認し、
そっと玄関に近づく。
玄関のすりガラスから、格子に差し込まれたそれが透けて見える。
小さく折りたたまれた黄色いそれはなんと、
宅急便の不在通知であった。
あわてて玄関を開けるも時すでに遅く。
宅急便のトラックの影はなくなっていた
宅急便の兄ちゃん、諦めるの早いよ、
玄関チャイムがダメなら、一言「宅急便で~す!」と
大声出してくれれば開けたのに。
ん?玄関チャイム???
・・・電池が切れてました
平日の午前中。
多くのサラリーマンは会社で忙しく働いている時間である。
玄関の方から、かすかな金属音がする。
そ~っと玄関の様子をうかがう。
すると・・・
カチャカチャという音とともに、
ドアノブがわずかに動いているではないか。
まさか空き巣?!
物音を立てないよう気をつけつつ、様子をみる。
やがてカチャカチャは止まり、
長くて短い沈黙ののち、
玄関の格子の隙間に何かが差し込まれた。
扉の向こうにいた誰かが立ち去ったのを確認し、
そっと玄関に近づく。
玄関のすりガラスから、格子に差し込まれたそれが透けて見える。
小さく折りたたまれた黄色いそれはなんと、
宅急便の不在通知であった。
あわてて玄関を開けるも時すでに遅く。
宅急便のトラックの影はなくなっていた
宅急便の兄ちゃん、諦めるの早いよ、
玄関チャイムがダメなら、一言「宅急便で~す!」と
大声出してくれれば開けたのに。
ん?玄関チャイム???
・・・電池が切れてました