あけちのショシマ的生活

ショシマ(初心者マークの略)的な驚きや発見を綴るブログ。

訪問者

2014-03-31 18:36:46 | ウチのこと
ここ2~3日、家に帰るとインターホンが来客があったことを知らせている。
記録されているのは同じ人。
オレンジ色のウィンドブレーカーを着た、どこにでもいそうなお姉さん。
近所の人が普段着でふらっと立ち寄った、という雰囲気。
季節がら、隣組(町内会のようなもの)の新しい班長さんが挨拶にでも来たのだろうか?
毎日通って来ているのは、何か大切な用事があるのかもしれない。

しかし。
首から下げたヒモ、ネックホルダーのようなものが気になる。
その先に下げられているのは携帯か、ネームプレートか・・・
モニターには写っていないが、もしネームプレートであれば、何かの勧誘の可能性もある。
毎日通って来ている様子から、見かけによらずしつこく手ごわい事が予想される。
そういえばそろそろ新聞の勧誘が来る季節か

そして、たまたま早く帰宅した日。
インターホンが鳴った。
モニターに写っているのは、件のお姉さん。
今日も来たか。
辺りはすでに暗く、家の明かりが外に漏れていることだろう。
在宅なのはバレバレ。出るしかあるまい。
覚悟を決めて玄関を開ける。
さぁ、近所の人か、勧誘か、どっちだ?

・・・勧誘だった

しかも、某インターネット回線の・・・
オレンジ色のウィンドブレーカーにも納得。
そういえば、あの色着て歩くのは少々派手だよね・・・
それにしても。
家電どころか携帯にまで勧誘の電話かかってくるようになってウンザリしていたところだったのに、
家にまで押しかけてくるようになるとは・・・

でもまぁ、ウチはすでに・・・
「光、入ってま~す♪」でわ
にっこり笑って玄関を閉めよう・・・としたその時。
まさかのお姉さんが食いついてきた。

うそ~ん

お姉さんが勧誘に来たのは「Aひかり(仮名)」。
ウチが「ひかり」を使っていることはすでに調査済みのようだが、
「ひかり」の種類(?)まではわからなかったらしい。
ウチが「Bひかり(仮名)」を使ってることがバレたら、お姉さんの猛攻が始まることは間違いない。
残念ながら勧誘の人に勝てるような話術は持ち合わせていない。
余計なことはしゃべらないのが一番。

なんとか「ひかり」の種類を特定しようと質問を重ねるお姉さん。
当たり障りのないことには本当のことも交えつつ、
肝心なことには「知らない」「わからない」でかわす。
これは長期戦になりそうだ。
質問になんか答えてないで、早い段階でさっさと断ればよかったなぁ・・・
お姉さんの方にも焦りが見えてきた。
このままでは話しが進まないと思ったのだろう。
「パソコンとか詳しいのは、ご主人とかお子さんですか?」
「帰りは遅いですか?」「土日は・・・」

・・・ちょっとまて。
パソコンに詳しい、お子さん?
パソコンの回線のことまでわかるような、大きいお子さんがいる年齢に見えると???

ピクリと眉毛が上がってしまったが、ここはスルー。
わざわざ家族構成を教えてあげる必要もあるまい。
しかし、そろそろ帰ってくれないかなー。
などと思っていると。
「プロバイダーのこと、聞いておいてくださいね」
「契約は奥さんでもできますから」
と、宿題とパンフレットを置いてやっと帰ってくれた。

ふ~、やれやれ
しかし、あわよくば契約まで持っていくつもりだったんだなぁ・・・。
お姉さん、まだ通ってくる気満々だし

「ウチ、Aひかりでした♪」と、さくっとウソをついてしまうか、
なんとか頑張って断るか・・・
さて、どうしてくれようかな・・・

工事中の罠

2014-03-18 19:56:46 | いろいろ
駅に向かうため、近所の道をテクテクと歩いていた。
駅までは、普通なら自転車か車を使うところ。
しかし最近は、運動を兼ねて徒歩で向かっている。

その日も、何気なく駅への道を歩いていた。
そして、とある小さな交差点に差し掛かる。
駅へはこの交差点を右へ進む。
視線を向けると、そこには工事中の看板が。
「しまった~。すっかり忘れてた・・・」
思わず1人 頭を抱える。

    


この工事中の道。
片側交互通行のため、通れることは通れるのだ。
車で通る分には何の問題もない。
しかし、徒歩で通るには少々覚悟がいる。

ただでさえ細くて曲がりくねった道。
通学路や抜け道として使われているため、道幅の割りに交通量が多い。
それが片側通行にしているため、車1台通るのがやっとの幅になっている。
徒歩で通るには道のギリギリ端っこ、側溝のフタの上を歩くことになる。
それでも車から見たら邪魔になっていることだろう。
片側交互通行の信号が青になっていることを確認し、交互通行エリアへと進む。
「青」のうちに向こう側に抜けられないかもしれないが、速やかに進む。
そしてやっと抜けたと気を緩めた所に立ちはだかる 最後の門番 交通整理のおじさん。
おじさんは白い旗を気だるげに振って「進め」と促す。
そのまま突き進むとおじさんにぶつかってしまう。
軽く後方を確認し、おじさんを避けて車道へ。
その瞬間。 

「コラー!※○△@×&*っっ!!」

突然の大声にビックリして一瞬フリーズ。
そっと後ろを振り返ると、いつの間にか音もなく近づいていたハイブリットカーが止まっている。
いきなりのことでおじさんが何を叫んだのか聞き取れなかったが、
状況からして自分が怒られたことは間違いない。
車にひかれるので、とりあえず道の端っこに戻る。

白旗振って「進め」と合図していたのは、自分にではなく、
後ろから来ていた車に対してであったらしい。
自分も注意が足りなかったかもしれないが、
それにしたっていきなり耳元で大声出さなくったっていいぢゃないか・・・。
もう車が来ないのを確認し、おじさんの様子をうかがいつつ今度こそ先へと進む・・・

    


・・・と、そんなことが2、3回あったのだ。
非常に心臓に悪いし嫌な気分になるので、当分この道を使うのはやめようと思っていたのに。
うっかりいつもの習慣でこちらに来てしまった。
また怒鳴られるの承知でこのまま進むか、
引き返して別のルートで駅へ向かうか・・・
引き返した場合、駅までずっと歩道があるので安全安心。
ただし電車には間に合わない。
でもおじさんに怒鳴られるコースも嫌だし・・・。
というわけで、第3のルートを選択する。
件の小さな交差点を右折せずに直進。
電車に間に合うかどうかは賭けだ。
踏み切りを渡り、住宅地の中の細い路地をクネクネと抜け、大きな道路を渡り・・・
踏み切り待ちや信号待ちの1分1秒が惜しい。

電車の時間、5分前。
駅裏の駐車場が見えてくる。
前方に立ちはだかる陸橋。
あれを上って線路を越えて・・・間に合うのか?!

1分前。
どうやら電車はまだ入ってきていない模様。
改札抜けて、また階段下りて・・・
ま・・・間に合った~。

小雪の舞う寒い日の出来事。
ギリギリすべりこんだ駅のホームにて。
1人汗だくになりながら、次はちゃんと道を選んで通ろうと固く決意した。