オオゲジがあらわれた!

それは、ある蒸し暑い夏の夜のできごと。
台所に忍び寄る、不気味なシルエット・・・
のしのしと近づいてくるソレを目にした瞬間、
「怪獣が出た!」と思った。

出たのはゲジゲジ１匹。
しかし、その大きさが尋常ではなかった。
足も入れると、自分の手よりも大きい。
ヘタに攻撃したら、「キシャーーッ」
とか言いながら襲ってきそうだ。
ゲジゲジを刺激しないようにそ～っと後ずさり、助けを呼ぶ。

「ゲジゲジ？」
たかがゲジゲジ1匹で大げさな
そう言いたげな顔で現れた彼は、
「そんなのスリッパで踏み潰せば・・・んあ"っ」
と言いつつ、振り上げた足を下ろせなかった



※フローリングの板の幅が11cmくらいです。参考までに・・・。



作戦変更。
ここは殺虫剤で・・・って逃げたっ!!
しかも速い
殺虫剤効かないのか

しかしここで逃がすわけにはいかない。
こんなのが同じ屋根の下にいると思うと安心して眠れないもの
右手に殺虫剤、左手に掃除機を持って巨大ゲジを追いかける。
部屋の隅に追い詰め、殺虫剤で弱ってきたところを一気に吸引！
巨大ゲジ、抵抗むなしく、掃除機に吸い込まれる。
あとは「これでもか！」と掃除機に殺虫剤を吸い込ませ、
ころあいをみて、そ～っとゴミパックを取り出す。
おそるおそる中を覗くと・・・ヤツの足が見えた。
手早くビニール袋に詰め、ぎゅっと縛る。
あとは燃えるゴミへ

ふ～・・・これで安心して眠れる


この巨大ゲジ、あとで調べてみたら
ゴキブリを食べてくれるそうで・・・

そういえばいたなぁ。台所の隅にゴキ
ゲジゲジのインパクトが強すぎて忘れてたけど