あまちゃん最終回に思う

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目が覚めたら7:58だったので、手動録画しつつ「あまちゃん」最終話を見た。

続けて観ていたわけでもないし、むしろ週末のダイジェストを数回見たぐらい。
でもまあ、AKBどっぷり(だった？)で80年代アイドル全盛時代もリアルに知っている自分にとっては、爆笑・苦笑・ホロリとする場面がいくつもあった。

最近の48グループが、「人(メンバー)ばかり増やすのはいいが、AKBらしさが失われ、残念なニュースの方が楽しいニュースを上回る」ような状態になってしまって、「絵空事」と割り切って気楽に見ていられるあまちゃんの方が、楽しかったかも知れない。

AKBオマージュと思しきアイドルグループやプロデューサーは元より、主演(能年玲奈)をはじめ橋本愛・有村架純らアイドル役の子たちは可愛く、個性的だった。
リアル世界で交際疑惑が持ち上がったかと思えば、本編でもアキが彼氏を部屋に呼び入れたり…。実際問題、アイドルたちの現実もそんな感じなんだろう(涙)。
マネ氏や父親がタイミング良くやって来て「事無きを得る」のだが、「電話やメールは許す」と言われた時のアキの喜びようと言ったら…。48グループの「流出2ショットプリクラ」の笑顔でもそうだが、ヲタが束になっても、逆立ちしても引き出せない「最高の笑顔」なんだよな～。

東京から、「あの頃が良かった」と北三陸に戻った水口マネージャーや、故郷に帰ったアキたちは、AKB的な見地からすれば「負け組」なのかも知れない。
でも、ドラマとは言えアキの周りのあの「笑顔たち」は、なんなのだろう。きっとそれは、皆が「分相応」をわきまえており、自分の立ち位置を判っているからではないだろうか、と思う。

集団に埋もれ、休む間もなく「上へ！上へ！」と呪文のように焚き付けられている環境からは、あの笑顔は出て来ないだろう。CDを何百万枚も売って、毎年紅白に出て更にその「上へ」って、いったい何になりたいのかｗ？

笑顔の中「おしまい」となったあまちゃん。
AKB48本店やその姉妹グループメンバー、ファンを含めてその周りの人たちが、一人でも多く笑顔で過ごせますように。


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