「悪魔の握手会」 (3/1)

3/1のみ参加。それまで『桜の花びらたち2008』のCDは１枚も買っておらず、限定版A,B,通常版各１枚ぐらいでイイかな、と思っていた。握手会現場では、通常版のみの販売。これなら、限定版は劇場売り「ポスター付き」買っておくんだった……。

当日は、公開ゲネプロ(昼公演)が当選したので、参加できる回が限られ、結局「品川～アキバ～品川」という動き。９時半からCD販売と言うことで、寒い中並ぶのもアレだなと思い９時半現地着。結局１時間ぐらい買うまでに並ぶ。

11時の回スタート。CD販売や施策についての一連の「騒動」について、デフ側から何かあるかと思ったが、特に何も無し。「剥がし」について。HGSSでもライブパワーでもない団体が「剥がし要員」として配置されていた。スタート付近には見るからに屈強な、格闘技でもやっていそうな男。11の回では様子見、という感じで緩い剥がしだったが、夕方戻ってきてみたら、いつもの高速に戻っていたｗ。

友人に聞くと「剥がしが早くてあまり話せないので、ループしようかと思っていたがCDの追加購入をやめた」と言っていたので、高速流しで人数を稼ごうと目論んでも逆効果だという事に、そろそろ気付いて欲しい。あくまでも「買う自由、買わない自由」はファン側にあり、売る側も販売枚数を増やしたいのであれば、イベントに「うま味がない」と判断され、買い控えされてしまうのは、デフ側の望むところではないだろう。屈強な「剥がし屋」でファンを威嚇するより、ちゃんとお客扱いした方が、長い目で見れば良い結果になると言うことだ。

最近流行りｗのネットニュースに、どうせまた出るだろうと思っていたら、やはり『「悪魔の握手会」商法　「ファンに多大の負担」宣言』という記事。

動画が見たいという人は、Youtubeで「悪魔の握手会」と検索してみると出て来る。2/28深夜「AKB １じ59ふん」内でオンエアされた物。これは元々、劇場内で数回流された「内輪ウケ」ビデオクリップ。劇場内は、苦笑・失笑・爆笑の渦だった。観客も、自分の置かれたポジションを「半歩引いてシニカルに」見ており、「キッツいジョークだな」という見方が大半を占めていた。

寄りによって深夜とは言え地上波でオンエアするとは思っていなかったので驚いたのだが、やはりテレビの威力という物は大きいもので、いわゆる「AKBクオリティ」「AKBノリ」を知らない大勢の人の目にも触れたと言うことが、遠因であろうとは思う。

記事の最後にちょっと触れられていた「ガチャガチャ商法」。私に言わせれば「箱買い15万円」は良心的。全体数と、最低限入っている「アタリ」が決まっている。むしろ問題じゃないかと思うのは「バラ売り」の方で、その日ごとの「アタリ本数」は公表されるが「販売総数」は非公開。アタリの確率を計算する分母の部分が、売れ行き次第でいくらでも増えていくのか不透明。あとは正月の、封入物の合計が販売価格に満たなかった「原価割れ福袋」も、お忘れなくｗ。

週末のイベントはあくまでも「握手会」とうたっており、(今回チェックしなかったが)握手会参加券には「握手以外の行為は出来ません」みたいな事が書いてあると思うので「会話」も出来ないよと言われてしまえばそれまでなのかも知れない。まあしかし、１回参加するのに千円以上掛かっているわけで、挨拶途中で流されるのはちょっと早いな、と。せめて「挨拶＋二言三言」ぐらいは話せるゆとりが欲しい(希望)。