出待ち禁止(8/1)

昨日(7/31)の１便と２便の間に、スタッフから「出待ち解散命令」が出た模様。

今日(8/1)の終演後は普通に出待ち観客が居たが、近所で食事していたら友人から「解散させられた」とメールが入った。通称『出待ちエリア』に戻ると、出待ち組は道路際には居ないが、タリーズやバールに観客として潜伏している状態であった。

移動車は結局、ドンキとツクモの間に横付け。かつてライダーがバイクを止めていたあたり。エスカレーターで(！)降りてきたと思われるメンバーたちが、乗り込んでいった。

……今、私の手元に『密着！ＡＫＢ４８』(講談社)という写真集がある。その中に「密着！AKB48ライブ実況中継」という、劇場公演がある１日を、時系列で追い掛けた企画のページがあるので、その一節を抜粋してみたい。

＜抜粋ここから＞
「20:49お疲れサマでしたっ！m(_ _)m」……「ドン・キホーテ」の裏口にはたくさんのファンが見送りに来ている。メンバーに少しイジワルな質問をしてみた。「ショーがやっと終わったのに、またファンに囲まれて疲れない？」「その逆ですよ～。疲れとか忘れちゃいますもん。むしろ、よかった、今日も待っててくれたってホッとします」とのこと。帰りのバスの中までワキアイアイの21人でした。
＜抜粋ここまで＞

写真集は2006年３月１日発行。『出待ち』は、オフィシャルな写真集にも記事として載っており、メンバーたちも(当時はA-1stメンバー)待っているファンを楽しみにしていた。さすがに「キモイ」と思っていてもそうは書けないだろうが、「待っててくれた、ってホッとします」という原稿でOKを出していた事は事実。言わばAKB48公演の１つの名物として認知されていたのだ。

これが、無くなっちゃうんだからねえ、残念。最大の原因は「スタッフの質の低下」だと思う。ずいぶん前から、増えるヲタ、まとわりつくヲタに注意もしない状態が続いていた。初期は、ルールを守れないヲタが居れば、スタッフがこまめに注意をしていたのだ。そして、「近隣からの苦情」という理由で、これ幸いと出待ち禁止。

公式ブログに何か載っているかと見てみれば、劇場支配人さんの楽しそうなバーベキューの記事。昨日今日とも、劇場では、少なくとも私は「ガチャ支配人」以外の劇場支配人は見掛けなかった。ひと言説明なり、あっても良いのではないか。

もう１つ。「近隣からの苦情」という理由で出待ちが禁止になるのであれば、それよりも効力があるはずの「警察からの指導」を再三受けている「長時間に渡る大勢の行列」が放置されているのも、おかしな話。
こっちが対策もされずにそのままで、出待ちだけ禁止と聞かされても「金になる(チケットなり、グッズなりを買う)列はそのまま、金にならない出待ち連中は解散」「結局は警備スタッフがラクしたいだけなんじゃないの？」と思うのは、ひねくれた見方だろうか？？？

＜追記＞8/3　15:40
公式ブログに、メンバーへの出待ち行為についてというエントリが(2007-08-03 11:48:10)掲載された。「対応に努めてまいりましたが」の一節に「どこが？」の声多数。