アカリノートノート

アカリノートのいわゆるひとつのノート的なアレ。

アカリノートの映画っていいな~ちょっとした過去感2月編~

2020-04-17 20:40:16 | 映画の
おこーん







さいきん
映画館で観た映画は
『SHIROBAKO劇場版』
でおなじみ

アカリノートです!



anime-!

















アニメの制作現場を舞台に
制作進行を務める主人公やその他様々な部署の面々が幾多の困難を乗り越えて
アニメを完成させつつ成長していくお仕事アニメの劇場版


アニメ制作の裏側をこれでもか!とリアルにみせつつ、
アニメーションらしい外連味でもってコミカルにかつ、ドラマチックに描く作品


作家性と納期に挟まれて苦悩するアニメーターや
作品の方向性で原作者と対立する監督やら

アニメ制作に関わるいろんな人たちの苦労や努力を知る事ができたり
単純にアニメを作る楽しさや熱量や喜びを感じたり

人並みレベルのアニメ好きではありますが
それでも、胸にズキューーンとくる話でありまして



そんな「SHIROBAKO」の劇場版というわけで観てまいりましたが
いやはや、なんとも実に素晴らしい作品でありましたよ!

ただの愉しいだけのお仕事モノじゃなくて
絶望から這い上がる愛と勇気と根性の物語でもありました!感涙!


TVシリーズ(全26話ありますが…w)を観た方が楽しめそうではありますが
単体でもしっかり映画として完結していたので

なにか元気がほしい!とか
こんな時だから楽しい映画みたい!とかいう方にはおススメであります!


ぜし!


















…とは
いいましても

さっこんの
自粛の波によって

我が心のオアシス
立川シネマシティも

しばらくの間
休館となってしまいました涙

(先月頭にみた上記の「SHIROBAKO」が
自粛前劇場最後の映画でありました。
まだ余韻で泣けます(涙))



映画館で映画を
観るのが好きな映画ファンからしたら
こんなに悲しいことはありません!

これ
きっと音楽をライブハウスで
聴くのが好きな音楽ファンの気持ちと
同じなんでしょうね
(プレイヤーとしては自粛もヤムナシと
考えている派ですが…
そう考えると届けられない歯がゆさは
解る気がしますなぁ。じわじわ)









なんにせよ

ここはグッと耐えて
また映画館で映画をみられる日を
楽しみにするほかないであります


がんばれ!がんんばれ!シネマシティ!!!














いう中での映画レポート

しっかりひと月ちょい遅れでやってくる
徒然書き綴る映画備忘録のコーナー
「アカリノートの映画っていいな~2020年2月編~」


まだ自粛の自の字もなかったころの
おはなし。



なんだか
とても昔のような…泣







いや
しかし
ここはひとつ
元気に
書きます!

どどどんどん!

いざ!










【2月】
グッドライアー偽りのゲーム@劇場
ミッドサマー@劇場
五つの銅貨
ワイルドスピードスーパーコンボ
ルーム
マーサあるいはマーシーメイ
ハッピーデスデー2
アフューグッドメン
ファブル

ジェリー
おとなのけんか
4ヶ月、3週と2日
マーティ
海にかかる霧
黙秘
男はつらいよ花も嵐も寅次郎
男はつらいよ旅と女と寅次郎



18本!


もう少し観たかったなぁ◎






それでは
簡単に書き書きしてみまー






お見流しあれ~*









★グッドライアー偽りのゲーム@劇場
→詐欺師のおじいちゃんが出会い系サイトで知り合ったお金持ちのおばあちゃんを
だまして遺産をだまし取ろうとしたところ…というめずらしいお年寄りサスペンス。
とても面白かったですがこちらも例にもれずなんとなくラストがわかってしまい…汗。
本当にラストの想像つかない映画に飢えている最近です◎

★ミッドサマー@劇場
→若者らがスウェーデンの森の中の謎の集落に遊びに行ったらお祭りに巻き込まれて
阿鼻叫喚なとんでも体験をしてしまうホラー。ポップでキッチュな見た目とは裏腹に
開いた口がふさがらなくなる超展開は一見の価値あり。とにかく
森の中の謎の集落のお祭りに参加したらダメゼッタイ!

★五つの銅貨
→実在のジャズコルネット奏者レッド・ニコルズの半生を描いた作品。主演はダニー・ケイ
ですがコルネット演奏の吹替はレッド・ニコルズ本人で、本人役で出演している
ルイアームストロングとのセッションシーンはもうちょっとした伝説モノ!
お話もあたたかい素敵な映画ですのでぜひ一度ご覧あれ。

★ワイルドスピードスーパーコンボ
→筋肉とスキンヘッドな人たちが高級車で暴れまくる映画「ワイルドスピード」シリーズのスピンオフ作品。
筋肉とスキンヘッドの二人組が暴れまくる内容。頭使わないで観られる爽快な一本。これはやはり良い!

★ルーム
→7年間物置に監禁されていた母子の脱出から苦悩、再生までを描くドラマ。
母親役のブリー・ラーソンと子役のジェイコブ・トレンブレイくんの演技が素晴らしい一本。
7年も閉じ込められたらヤだなぁ…

★マーサあるいはマーシーメイ
→怪しい集団に軟禁されていたマーサという女性の脱出から苦悩、再生までを描くドラマ。(おや?w)
マーサ役のエリザベス・オルセンの演技が素晴らしい一本。(おや?w)
ただ、こちらは「ルーム」とは、また違った形の「再生」を遂げます。人それぞれですな。

★ハッピーデスデー2
→何者かに殺されちゃう誕生日を繰り返しながら犯人を捜していく「ハッピーデスデー」の続編。
こちら、私的には「バックトゥザフューチャー2」以来の秀逸な続編でありました!
前作の伏線もありつつ、より深く、より面白く味付けされて何倍にも世界観が膨らみつつも、
話は決して破綻せず、素晴らしいエンディングを迎えます!これは本当に凄いの一言!
まだ観ていないかたは是非に!1、2と観てくださいませ!すごいデスデー!

★ア・フューグッドメン
→海軍で起きた暴行殺人の真相を巡る法廷モノ。悪役のジャックニコルソンが良い感じに悪いw!
最後の法廷シーンの緊迫感、ラストのひっくり返し方など法廷モノとしてとても素晴らしい!ぜひ!
ちなみに私が法廷モノで思い出すのは「いとこのビニー」。コメディだけれど法廷シーンは見事ですで、是非◎

★ザ・ファブル
→V6の岡田准一主演のアクション。伝説の殺し屋が1年間正体を隠して殺生しないように暮らしつつ
なんやらかんやら巻き込まれちゃう話。岡田君のコミカルとアクションの演技分けが巧妙な1本◎

★肉
→代々人肉を食べてきた一族の秘密が明るみに出ちゃってさぁ大変、というサスペンス。
ただの猟奇的なだけでなく、呪術的&疫学的な観点からも食人を描いた作品。ラストはなかなか秀逸!

★ジェリー
→二人組でだだぴろい国立自然公園的な所に遊びに行き、道に迷い、散々彷徨って、なんと最後は…という話。
だたぴろい公園で道に迷っちゃダメゼッタイ!

★おとなのけんか
→喧嘩でけがをした子供と加害者の子の親同士が話し合いで示談をまとめるも、ちょっとした話の
やり取りから諍いが生まれ、親同士の喧嘩に発展していく会話劇コメディ。これは圧倒的な面白さ!!
会話だけ少しずつ思想や立場や感情がむき出しになって、二組の夫婦間で敵対や友好が何度も入れ替わり、
その都度新しい関係性の中でまた新たな言い争いをしていくという、まさしくエンドレス言葉プロレス!!
最高に愉快で全編隅々まで計算されつくした素晴らしい映画です。かなりのおススメです!ぜし!

★4ヶ月、3週と2日
→80年代、独裁政権下のルーマニアで友人の違法中絶手術を手助けする主人公の苦悩を描いた作品。
この映画を観るまで知らなかったルーマニアの近代史、人口を増やすために堕胎と離婚を法律で禁止
していたらしく、そのとんでもない当時の社会情勢を淡々とリアルに描いた一本でした。勉強になたす。
(映画をみて世界の歴史や社会情勢などを勉強することってとても多いです。知らないことばかりで
驚きます。生涯勉強であります!(映画でネ))

★マーティ
→冴えない男が恋をして舞い上がって落ち込んで成長する話。アカデミー賞作品賞&カンヌパルムドールという
輝かしい賞歴ながら、なぜか個人的にはなかなかにフワッとした印象の作品。はて

★海にかかる霧
→お金に困った漁船の船長が密入国を手伝う仕事を請け負うが、予期せぬ事態が起き、船員みんなで
ひっちゃかめっちゃかになる話。なんと実話だというから驚き。閉鎖的な環境のなかでどんどん狂っていく人たちが
おドロおドロしくて見ごたえのある作品でした。(先日アカデミー賞とった「パラサイト」の監督がプロデューサー!)

★黙秘
→雇い主を殺害した容疑をかけられた家政婦が無罪を主張しながらも黙秘を続けるという話。
20年前に起きた家政婦の旦那の謎の事故死やら、娘の精神疾患やらいろんな事情が多重的に絡み合いながら
最後には美しい形でラストを迎えます。これはなかなかにグッとくる一本でした。これは是非!



★男はつらいよ花も嵐も寅次郎
→寅さんがジュリーと田中裕子の恋をアシストする話。田中裕子がとにかく可愛い!

★男はつらいよ旅と女と寅次郎
→寅さんが都はるみ扮するアイドル演歌歌手に恋して撃沈する話。はるみ推しの回!















っといった感じでありました!












私的2月の強めのおススメは


「ハッピーデスデー2」
「おとなのけんか」
「黙秘」



でしたなー




「ハッピーデスデー2」は
是非1,2と続けてご覧あれ。
連作として衝撃の出来の良さです。
たぶん予想外に感動します!(笑)


「おとなのけんか」は
本当に面白いの一言!元は戯曲らしいので脚本も
もちろん素晴らしいのですが、細かい演出も効いてて
どんどん劇に引き込まれてあっという間に観終わります!
最高すぎてDVD買っちゃいました(笑)



「黙秘」は
全編ずっしりとした重厚なサスペンス調なのですが
実は母娘のドラマだったりして、泣けました。
ちなみに主演のキャシー・ベイツは名作ホラー「ミザリー」の
主役でおなじみ!
「ミザリー」は小学低学年の時に観てしまって完全にトラウマになって
最近まで観返せなかったほどの恐怖映画!
どちらもスティーブンキング原作ですね。ですよ。












…てな感じでありました

機会がありましたらば是非に◎













というわけで
2月の映画レポやっとこ書けました




世間では
STAY HOMEが推奨されていまして
みなさん外に出られずヤキモキされているようですが

そもそもコロナが流行るまえにも
休みの日はだいたい家に籠って
映画ばかり観てた私からすると
お家で過ごすのはなんの苦でもなく


がしかし
観られるうちに観とこうもん!
と観まくっていたら

3月、4月の観た本数がぐんぐん伸びて
いまからレポートを書くのが
怖くてしかたのない私であります爆



それでも

映画館も休業してしまい
レンタルビデオ屋もどうなるか
まだはっきりしない状況で

映画好きからすると本当に
生きずらいコロナ禍中ではありますが

改めて
映画が好きなんだなぁと
深く感じる善い機会にもなっております





いやぁ

えいがってば
本当に
素晴らしいものでありますな















そんでは




みなさまにも
かわらず
よい
映画体験が
続きますように
お祈りしております



















ほいなら



ほいなら






ほいなら~!


(写真はシネマシティのHP。
映画館が「STAY HOME」っていわなきゃいけない状況…
関係者の方々の気持ち・・・察するに余りあります…悔
ふぁいと!シネマシティ!)




コメント
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