いっつも気が付くと夕日が世界の向こう側にいなくなっているように
いっつも大切な言葉たちは私の心の中でいつのまにか姿を消している
だから君に伝えたいな、と思った言葉が私の心の中で大切になって
伝えなくちゃ、と思ったときにはそこは真っ白な空気でいっぱいになっている
結局何が大切だったのか判らなくなってお風呂の中に顔を浸すように
自分の内側に問いかけてみても答えはだいたいいつもと同じ空にあって
仕事帰りの富士見の坂をゆっくり駆け上がるその途中で背中に感じた熱に
はっとして振り返る度にその答えがそこにあった足跡だけをみつけてしまう
追いかけているのか、ついてこられているのか、まーるい今日がもう少し
ここに留まっていてくれたら僕はそれを知ることが出来るのかしら
心から大切にしたいものは今ごろ僕の心のどのへんを走っているのだろう
きっといつもの五叉路のあたりで夕飯のことを考えているに違いない
あれ以上あそこにいたら明日が来なくたってよくなっちゃいそうだったから
無理やりに鍵を持って真っ赤な自転車に飛び乗ったのはきのうのはなし
後から後から浮かんでくる言葉はぜんぶぜんぶ本当でぜんぶぜんぶ嘘だった
てんき雨が橙色に光っては無くなっていく孫の湯通りから音楽がきこえたんだ
たとえばこんな風にしてゆっくり世界の最後を迎えることができたとしたら
宇宙の端と端で君とビールでお祝いの乾杯でもしようと考えています
その頃にはきっと僕も君も見たこともないようなオシャレな宇宙服を着て
聞いたことのない遠い星の言葉で冗談を言い合っている、そんな気がするんです
だからそれまで
夕陽の中で
歌でも歌って
待つことにしたんです
僕にとってのいろいろを
じっくり待つことにしたんです
夕陽のなかで
歌でも歌って。。
いっつも大切な言葉たちは私の心の中でいつのまにか姿を消している
だから君に伝えたいな、と思った言葉が私の心の中で大切になって
伝えなくちゃ、と思ったときにはそこは真っ白な空気でいっぱいになっている
結局何が大切だったのか判らなくなってお風呂の中に顔を浸すように
自分の内側に問いかけてみても答えはだいたいいつもと同じ空にあって
仕事帰りの富士見の坂をゆっくり駆け上がるその途中で背中に感じた熱に
はっとして振り返る度にその答えがそこにあった足跡だけをみつけてしまう
追いかけているのか、ついてこられているのか、まーるい今日がもう少し
ここに留まっていてくれたら僕はそれを知ることが出来るのかしら
心から大切にしたいものは今ごろ僕の心のどのへんを走っているのだろう
きっといつもの五叉路のあたりで夕飯のことを考えているに違いない
あれ以上あそこにいたら明日が来なくたってよくなっちゃいそうだったから
無理やりに鍵を持って真っ赤な自転車に飛び乗ったのはきのうのはなし
後から後から浮かんでくる言葉はぜんぶぜんぶ本当でぜんぶぜんぶ嘘だった
てんき雨が橙色に光っては無くなっていく孫の湯通りから音楽がきこえたんだ
たとえばこんな風にしてゆっくり世界の最後を迎えることができたとしたら
宇宙の端と端で君とビールでお祝いの乾杯でもしようと考えています
その頃にはきっと僕も君も見たこともないようなオシャレな宇宙服を着て
聞いたことのない遠い星の言葉で冗談を言い合っている、そんな気がするんです
だからそれまで
夕陽の中で
歌でも歌って
待つことにしたんです
僕にとってのいろいろを
じっくり待つことにしたんです
夕陽のなかで
歌でも歌って。。