ウォーキングコースの緑道に、このところよくクマゼミが落ちている。
役1m50cm程の土の部分に、お腹を上に向けて
ひっくり返っている。
周りは、雑草に覆われているので、たまたまここに落ちただけなんだろうが
やはり、そんな季節になったんだと思いながら
クマゼミのご遺体を近くの木にとまらせてやる。
どうせ、アリンコやヒヨドリの食料となって循環するのだろうが
セミの王として、最後まで毅然としていて欲しい。
クマゼミはこの辺りでは、比較的高いところにいる。
繁華街である天神では、クマゼミ密度が高いので
木の枝の低いところでも、一所懸命に鳴いている。
高いとこにいるクマゼミが、土の上にひっくり返っているが
アブラゼミは、ひっそりと草むらに落ちて消えるのか
ひっくり返っているのを見かけることは少ない。
アブラゼミは、比較的引く所でジージーと鳴いている。
比較的友好的で人馴れしているのか、近寄っても逃げないやつがいる。
なかには、おしっこを顔にかけて逃げる奴もいるが
おおむね低いところにいるのは、
度胸があるのか、おしっこかけて飛び立つことも少ない。
で、はた迷惑は重々承知でよろしくねと断りながら
5cmまで迫った。
夏バテ気味で動くのも面倒なのか、結局最後まで付き合ってくれた。
当然のエチケットとして、魚露目8号の先が当たらないように
細心の注意を、はらうことを忘れなかった。
これは10.5mm