大観峰の野焼きの火入れは13時の予定だったが、一帯に火入れのメンバーが集まったのは少し遅れ気味だった。
バナーや竹箒等の野焼き道具を持ったメンバーが斜面を下ってい行く。
1時半をまわった頃に一斉に火が放たれると、折からの南風に煽られて火が斜面を駆け上ってくる。
大観峰展望台の先端で様子を見ていたが、煙とともに燃えカスが風に煽られて視界を塞いでくる。
風向きと風の強さから考えて体重を後ろ脚にかけ、すぐにでも後退できる体制でシャッターを押し続けた。
熱風が顔に吹き付けてくる。燃えカスが辺りを暗くする。
そして・・・・・・・・