平成24年7月九州北部地方を襲った豪雨は、各地で甚大な被害を生じさせた。
なかでも八女地方は、1時間90mm、日雨量400mmを超す豪雨となった。
災害被害は河川の破堤や溢水で、矢部や星野では山崩れが多発した。
あれから3年、災害の復旧も進んでいるがまだ傷跡が完全に癒えたとはいえない。
本来であれば、黄金色に彩られる400枚を超す棚田も畦道のヒガンバナが寂しそうである。
この棚田でも復旧工事が行われている。
この風景はやがて見られなくなるだろうが、ヒガンバナと稲掛けがおこなわれている棚田風景が早く見られるように願いたい。