太宰府天満宮の祭神は菅原道真である。
道真は京における権力渦巻く策謀の中で、901年に京より大宰府に左遷された。
その2年後の903年に当地で亡くなっている。
道真の死後京では、天変地異や疫病が流行し道真の祟りとして恐れられた。
道真の霊を鎮めるために墓所の上にあたる当地に天満宮が造営された。
その後、道真が聡明な学者であったことから、今日まで学問の神として信仰をされている。
樹齢1000年を超すともいわれる飛梅が満開だった。
もともと、他の梅よりも2週間ほど早く開花し満開を迎える。
「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と、道真が左遷されるにあたり詠んだといわれている。
主を慕って一夜のうちに飛んできたという、飛梅伝説は有名な逸話である。
この日は、周りにハングルが飛び交っていた。
飛梅の前で自撮りしていた美形の女性をぼかすには、可哀想だし飛梅も喜ぶまいと識別できない範囲で・・・・