金印出土や志賀海神社等、歴史的遺産の宝庫である志賀島は多くの観光客も訪れる。
島をはちまきを巻くように周回する道路を、
島に入ってすぐに右折して1km程行くと右手の海の中に島が見える。
毎朝、日が上るとともに沖の方から海鵜達が羽を乾かすために付近の島に来る。
この日は、ミゾレ混じりの雨、冬の稲妻が走って時々雪が降る。
低気圧の影響で海は時化ている。
荒波が島に叩きつけ島を覆うように波しぶきがあがる。
道路下の岩場まで下りたが足元まで波が押し寄せ、逃げそこなって靴が濡れた。
雪が舞ってくれる事もなく、波をかぶって冷たくなった足を
車のヒーターで温めながら、冬はまだまだこれからと自分に言い聞かせながら我が家に向かったた。