夏の終わりを告げる恒例の東区花火大会が去る10日に行われた。
例年だとこの時期になると、台風の接近や秋雨前線の影響を受けぐずついた空模様が多い。
例年、大会関係者は大会が近づくにつれ、胃が痛む思いで毎日を過ごしているだろうと思われる。
しかし、この日は朝から澄み切った青空が続き、花火が上がる頃には弱い南風になった。
当初は9月3日の開催で話が進んでいたものが、夏の中頃に急きょ10日に変更になった。
東区花火大会は、地元有志からなる花火大会実行委員会を中心に
募金やTシャツ等の販売で出た益金や、企業の協賛で運営されている珍し花火大会である。
途中、資金難で中止になったこともあるが、27回にもなったんだとつくづく感心してしまう。
今年に入り博多湾を中心に、有料の花火大会がしばしば行われるようになっている。
周囲約3kmの海を取り囲むような、絶好のローケーションで花火大会は行われる。
毎年無料の花火を見物することができることに、感謝しつつ空を七色に染める花火を見た。