分水嶺トレイル2014

2014-07-22 21:31:49 | トレイルラン

今年も無事完走出来ました。

出発当日の朝、食料のザバスを2本減らし

ザックの重さは何とか
10㎏以内に収める事に成功。



当初の目標であった「
2日目に瑞牆山を越える」を果たし


完走タイムも
47時間57

昨年の
51時間55分を大きく上回る事が出来た。


初日、
2日目とも雨にたたられ、

コンディションは最高とは言えないなかのでの


この完走には十分満足。



しかし、何故こんなに過酷なレースに出るのだろうか?

雨に打たれながら

夜中の山道をヘロヘロになりながらよじ登り

数時間の仮眠だけで
また、次の日の行動に移る。

余計な体への負担を少しでも少なくするため

背負う荷物すべてをなるべく軽くする。

そのため美味しさよりもカロリーを

快適さよりも最低限の機能性を重視する。 




簡単に言えば

金払って(参加費)

雨に打たれながら寒い思いして

不味いものを食べながら

辛い事をする。



実際、行動中の殆どは



「今、すごく 楽しい~
!!」


と言うより



「くっそ~! 今、すご~く 辛い~!!」



なのだ。




それなのに終わってみれば「楽しかった!」である。


人それぞれだとは思うが

私の中には「日常ではなかなか体験出来ない大変な事」に

満足を感じるのかもしれない。




いや、多分それだけではない。



実は行動中の辛い時間にも

「ちょっぴり楽しい事」が

いくつか隠されている。



それは



レース前の準備や試走でイメージしたものが

レース中で生かされる時の嬉しさ。



ここでしか出会えないような景色、山の香り、鳥や風の囁きなども

心にほんの少しの余裕さえあれば感じる事は出来る。



これらをどんどん増やしてゆけばもっと楽しめる!



そのためにはどうするれば良いのか?



今回の反省を含め、次回に考察して行こうと思う。