日常あるいは平穏な日々

日々思う事をつれづれなるままに書いていこうと思います。

イングランド vs ポルトガル

2006年07月02日 | スポーツ
試合内容は良かったのに、審判の駄判定により台無し。
カードが出て良い所で出ず、ルーニーの1発レッドは、全く納得いかん。

個人的には、ファールに対して厳しく判定する事には、賛成である。
スポーツは、ルールに厳正であるべきだし、美しい事が望ましいと考えるからである。
しかし今回の、この判定は酷い。

一人少なくなったイングランドは、ディフェンスを固め、カウンターを駆使し、何度かチャンスを作るものの、ゴールをこじ開けるには繋がらず。ポルトガルも攻め立てるものの、ゴール前を固めたイングランドの壁を、ほとんど突破出来ないまま時間が過ぎ、延長を越えPK戦へ。

このPK戦は、ポルトガルGKリカルドに尽きる。
ポルトガル先行で始まった、このPK戦。
ポルトガルは一人目成功した後、イングランドは、このGKリカルドに止められる。
2人目、ポルトガルはゴールバーに当て外した後、イングランドのキックに対し、GKリカルドは、右手先に触るものの、ゴールへ。
3人目、ポルトガルは、同じようにバーに当て外してしまう。これで流れはイングランドかと思われた後のイングランドは、またしてもGKリカルドにセーブされてしまう。
4人目、ポルトガルが決めた後、イングランドは、またしてもGKリカルドに止められる!
そして5人目、ポルトガルはC・ロナウドが決め、準決勝へ。

とにかく、リカルドは、イングランドのPKの全てに体を当てる事に成功し、4本中3本を止めるという、神懸かり的なセーブを魅せた。W杯では得てして、このような事が起こり得るから面白い。

しかし、この審判の駄采配ぶりには、困ったものである。
とある方も言っていたが、FIFAは、審判の育成に本気で取り組む必要があるだろう。現在は、各国のサッカー協会に任されているような状況であるが、このままでは、W杯を含む国際大会で、いつまでも問題になり続けるだろう。