LHコントロールの車種で最近電話でお問合せを戴くお話につきまして掲載させて戴きます。
「コンピュータの診断をしようと診断機でショートテストを行ったら「F」が出てエアポンプやパージバルブのエラーが出たがどうすれば良いか?」
こういったお話の場合にはまず・・・「エアポンプは装着されていますか?MOTバルブは装着されていますか?」と、必ずお尋ね致します。
するとですね・・・。大体・・・八割方は・・・「無い!」と回答が返ってくるものなのです・・・。
つまり・・・診断機にメモリーされている「F」のエラーはエアポンプやMOTバルブの取外しを行ったことによって車台側から来ているエアポンプの電磁クラッチやMOTバルブの動作信号を出すソケットがフリーになっているので、電磁クラッチが動作すべきところで電磁クラッチの信号線に電位変化が生じない、MOTバルブがONになるべきところでMOTバルブの信号線に電位変化が生じないもんだからLHコントロールの自己診断的には「故障」と判断して「F」としてメモリーされるって原理なのです。。。
まあ、そんなエラーは故意に取外したエアポンプやMOTバルブの排ガスに絡む経路をキチンと始末してあれば何の問題も無いのでその旨を説明して終了となることが殆どなのですが・・・。
でも、中にはやはり・・・「問題が無いのならばエラーが出ない様に対策することは出来ないのか?」と切り返して来られる方々もいらっしゃるので・・・。
弊社で独自に製作している「エアポンプ&MOTダミーキャンセラー」というモノを御紹介させて戴く様にしています。
モノは3,150円/台のブツで、本体をエンジンルーム内にタッピング止めしてOPENにしてしまったエアポンプの電磁クラッチや電磁バルブの車台側ソケットに接続するだけというお手軽品であります・・・。
謂わば・・・診断機で故障としてではないが、エラー自体を気にされるユーザーさん向けの製品であります。
ポジションランプをLED化したことで生じる球切警告灯点灯(W124の場合)と同じ原理で気になる部分・・・まあ、エアポンプレス化によるCPのエラーは診断機を接続しなければ判断出来ないエラーなのでメーターの警告灯点灯よりは心理的に気にしない向きが多いかと存じますが・・・。
それでも気にされる方はいらっしゃるので弊社も取敢えず、受注製作のラインナップとさせて戴いております・・・。(-_-;;
そんな隙間産業の弊社のお話でした・・・。
後ですね・・・。
個人的に当方も何か・・・ちょっと嬉しいと感じるお話・・・。
当方と同学年の弊社を御厚意にして下さるお客様が最近・・・W126 300SEに御興味を持たれ・・・結構上程度のW126をアチラコチラと見て回ってらっしゃっている様で・・・。
当方もW126が街に氾濫していた時代から現在の様に珍しくなった頃に乗りたくなって一昨年・・・W126 500SELを引っ張って参りましたが・・・。
やっぱり・・・綺麗で外装はノーマルチックで乗ることを求めてらっしゃる様なので個人的に当方と趣向が似ているというか何と言うか・・・。
そして・・・上程度のタマをキッチリとして乗るという大原則の基・・・色々と遠方まで足を延ばして探し回ってらっしゃる様です・・・。
これからは完全にクラッシックの域になる23年以上前のモデルを外装はフルオリジナルでフルに楽しもうというこのお客様を凄く応援したくなっちゃいます。(笑)
余談ですが、当方の500SELは引き取って来た際は98,000kmで外装はピカピカ。。。モールも曇り無し。内装は大きくヘタったりウッドパネルの破損やヒビも無し・・・。
きっと保管状態はシャッター付屋根付き車庫保管だったらしいので手入れもしっかりしてたのでしょうね。新車並行でワンオーナーの個体でした。。。
全くのフルノーマルで付いていたのはETCだけ・・・。(笑)
しかし・・・機構的にはさすがにキテましたね。。。
A/Cは×。エンジンはアイドルで一昔前の二トン車もビックリのブルブル・・・。メーターは時速110km/hも出すとメーターの中で変な共振音が響き・・・まるで速度警告ブザー??高速域もちょいとカブり気味で暴力的な加速は出来ず・・・。燃料ポンプからは鈴虫が鳴いていて・・・。サイドブレーキは引きずり気味で、前後のブレーキローターは末期モード・・・。
それでも足回りのブッシュ類等はしっかりしていて保管期間も影響していることを考慮して・・・。どうせA/Cはコンプレッサー&エバポごと交換して、エキパン,リキタンも当然交換でレトロフィットする計画でいましたし、KEジェトロは根本から手を入れる覚悟でいたものだから全ては想定内・・・。夏の大雨の中を大阪府の岸和田市から仮ナンバーでお江戸まで自走して来ました・・・。(A/Cが×だとガラスが曇る曇る・・・。)
それから約一年かけて何とか走れる様に仕上げて車検を取得して・・・。
自分の本業とは別に趣味としての枠で楽しませて貰っております。。。
これからも、、、ここまでハイコストなメルセデスと過ごす時間を楽しみたいと思っております。
好きなモノを何物にも捉われず群れることをせずに個人的に自由に楽しむ。。。
そんな車遊びも素敵だと感じる今日この頃です。。。
「コンピュータの診断をしようと診断機でショートテストを行ったら「F」が出てエアポンプやパージバルブのエラーが出たがどうすれば良いか?」
こういったお話の場合にはまず・・・「エアポンプは装着されていますか?MOTバルブは装着されていますか?」と、必ずお尋ね致します。
するとですね・・・。大体・・・八割方は・・・「無い!」と回答が返ってくるものなのです・・・。
つまり・・・診断機にメモリーされている「F」のエラーはエアポンプやMOTバルブの取外しを行ったことによって車台側から来ているエアポンプの電磁クラッチやMOTバルブの動作信号を出すソケットがフリーになっているので、電磁クラッチが動作すべきところで電磁クラッチの信号線に電位変化が生じない、MOTバルブがONになるべきところでMOTバルブの信号線に電位変化が生じないもんだからLHコントロールの自己診断的には「故障」と判断して「F」としてメモリーされるって原理なのです。。。
まあ、そんなエラーは故意に取外したエアポンプやMOTバルブの排ガスに絡む経路をキチンと始末してあれば何の問題も無いのでその旨を説明して終了となることが殆どなのですが・・・。
でも、中にはやはり・・・「問題が無いのならばエラーが出ない様に対策することは出来ないのか?」と切り返して来られる方々もいらっしゃるので・・・。
弊社で独自に製作している「エアポンプ&MOTダミーキャンセラー」というモノを御紹介させて戴く様にしています。
モノは3,150円/台のブツで、本体をエンジンルーム内にタッピング止めしてOPENにしてしまったエアポンプの電磁クラッチや電磁バルブの車台側ソケットに接続するだけというお手軽品であります・・・。
謂わば・・・診断機で故障としてではないが、エラー自体を気にされるユーザーさん向けの製品であります。
ポジションランプをLED化したことで生じる球切警告灯点灯(W124の場合)と同じ原理で気になる部分・・・まあ、エアポンプレス化によるCPのエラーは診断機を接続しなければ判断出来ないエラーなのでメーターの警告灯点灯よりは心理的に気にしない向きが多いかと存じますが・・・。
それでも気にされる方はいらっしゃるので弊社も取敢えず、受注製作のラインナップとさせて戴いております・・・。(-_-;;
そんな隙間産業の弊社のお話でした・・・。
後ですね・・・。
個人的に当方も何か・・・ちょっと嬉しいと感じるお話・・・。
当方と同学年の弊社を御厚意にして下さるお客様が最近・・・W126 300SEに御興味を持たれ・・・結構上程度のW126をアチラコチラと見て回ってらっしゃっている様で・・・。
当方もW126が街に氾濫していた時代から現在の様に珍しくなった頃に乗りたくなって一昨年・・・W126 500SELを引っ張って参りましたが・・・。
やっぱり・・・綺麗で外装はノーマルチックで乗ることを求めてらっしゃる様なので個人的に当方と趣向が似ているというか何と言うか・・・。
そして・・・上程度のタマをキッチリとして乗るという大原則の基・・・色々と遠方まで足を延ばして探し回ってらっしゃる様です・・・。
これからは完全にクラッシックの域になる23年以上前のモデルを外装はフルオリジナルでフルに楽しもうというこのお客様を凄く応援したくなっちゃいます。(笑)
余談ですが、当方の500SELは引き取って来た際は98,000kmで外装はピカピカ。。。モールも曇り無し。内装は大きくヘタったりウッドパネルの破損やヒビも無し・・・。
きっと保管状態はシャッター付屋根付き車庫保管だったらしいので手入れもしっかりしてたのでしょうね。新車並行でワンオーナーの個体でした。。。
全くのフルノーマルで付いていたのはETCだけ・・・。(笑)
しかし・・・機構的にはさすがにキテましたね。。。
A/Cは×。エンジンはアイドルで一昔前の二トン車もビックリのブルブル・・・。メーターは時速110km/hも出すとメーターの中で変な共振音が響き・・・まるで速度警告ブザー??高速域もちょいとカブり気味で暴力的な加速は出来ず・・・。燃料ポンプからは鈴虫が鳴いていて・・・。サイドブレーキは引きずり気味で、前後のブレーキローターは末期モード・・・。
それでも足回りのブッシュ類等はしっかりしていて保管期間も影響していることを考慮して・・・。どうせA/Cはコンプレッサー&エバポごと交換して、エキパン,リキタンも当然交換でレトロフィットする計画でいましたし、KEジェトロは根本から手を入れる覚悟でいたものだから全ては想定内・・・。夏の大雨の中を大阪府の岸和田市から仮ナンバーでお江戸まで自走して来ました・・・。(A/Cが×だとガラスが曇る曇る・・・。)
それから約一年かけて何とか走れる様に仕上げて車検を取得して・・・。
自分の本業とは別に趣味としての枠で楽しませて貰っております。。。
これからも、、、ここまでハイコストなメルセデスと過ごす時間を楽しみたいと思っております。
好きなモノを何物にも捉われず群れることをせずに個人的に自由に楽しむ。。。
そんな車遊びも素敵だと感じる今日この頃です。。。