チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

キンキーブーツ

2006-10-07 22:26:08 | 映画
川崎駅西口直結、9月28日オープンのラゾーナという商業施設にでかけてきた。別に商業施設に行きたかったわけではなくて、見たいと思っていた「キンキーブーツ」がラゾーナにある映画館で上映していたからというとても単純な理由。

混むことは予想されたので、午前中から出かけ、すぐに映画館でチケット購入。安心して早めの昼食へ。このラゾーナは1階はデパ地下並みの食品売り場と雑貨、2階3階はファッション関係、4階レストランとアミューズメント、5階スポーツクラブに映画館。そこで4階で沖縄料理の店に入ってみた。セット料理が多くてお徳なのだが、味が・・・塩辛すぎる。特にひどかったのは魚の煮付け。甘辛に煮付けてあるもので魚の肉の厚いところはいいのだが、添えてある野菜などは食べたとたんに水を飲む状態だった。店を出るとレストラン街はどこも長蛇の列だった。なかなかおもしろそうな店がたくさんあるのでまた次回探検してみよう。

さて、映画は・・・イギリスの田舎町。厳格な父親の死後、靴工場を継ぐことになったチャーリー。ところがふたを開けてみると工場は在庫の山。仕方なく15人を解雇したチャーリーだったが、先の見通しはなかった。ロンドンで商談の際に絡まれていた女性を助けようとしたのだが、実はその女性とはロンドンのカリスマドラッグクィーン=女装趣味の男性、ローラだった。ローラの女性用のブーツのかかとが壊れるのを見ていて、ドラッグクィーン用のブーツはニッチ(隙間)市場ではないかと気付く。ローラ、解雇した女性工員、残された工員を巻き込んでミラノの見本市に向けキンキーブーツ=変態ブーツを作ることを決意するチャーリー。彼はミラノに向けキンキーブーツを完成させることができるのか・・・

ローラを演じたキウェテル・イジョフォーが最高。歌も踊りも楽しいのでついつい本物のショーパブに行っているような気分になる。実はこの映画は今風にいうととても「ベタ」な映画である。ストーリはハッピーエンドでだれもが途中からこうなることを予想できて期待を裏切らない。中小企業の経営者の建て直し映画として見るのもおもしろいし、ローラと父親、チャーリーと父親、チャーリーと婚約者、ローラと保守的な工員などの人間関係も「ベタ」なんだけどおもしろい。やっぱり人間「愛」なのだな~。しかし、いわゆるゲイという方々はどうしてあんなに人の気持ちがよくわかるのだろう。一家にひとカマとは言わないが、会社にひとりあんな人がいたら楽しいのにといつも思うのである。


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