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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

理由を表す接続詞の違い【 |連続| 第1198回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-01-25 04:01:47 | 接続詞
Let's get started with day 25 for the month of January.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

何をしようとしているのでしょう。
「理由を表す接続詞の違い」について、「Historic Vids」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

理由を表す接続詞の違い

▷今日の例文

英文▷ Young birds think food will automatically jump to their mouth since their mothers fed them like that.

訳例▷ ひな鳥は食べ物が自動的に自分の口に飛び込んでくると思っています。なぜなら母鳥がそのようにしてエサを与えていたからです。


実際のニュース映像はHistoric Vids

解説▷

「今日の例文」の中の「since」は「〜だから」という意味の「理由」を表す接続詞として使われています。
こうした理由を表す接続詞としては、他にも「because」や「as」があります。
基本的にはどれを使っても良いのですが、微妙なニュアンスの違いがあるようです。

・because
話し手が理由を特に強調したい場合、またその理由が聞き手にとって知らない情報である可能性が高い場合。

・since
聞き手がもしかしたら多分知っているのではないか、という理由を述べる場合。

・as
基本的には「since」と同じく相手が知っているのではないか、と思われる理由を述べる場合。
ただし「as」は気楽に使われる傾向にあります。

あまり強く意識する必要はありませんが、このような違いがあることも頭においておくといいかも、しれません。

▷その他の単語

young bird: 若鳥、ひな鳥
automatically: 自動で、自動的に
jump: 飛び上がる、跳ぶ
mouth: 口
feed: エサをやる

▷今日の例文は「Historic Vids」から





接続詞の「for」【 |連続| 第1194回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-01-21 04:13:30 | 接続詞
Let's get started with day 21 for the month of January.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

よかった、よかった。
「接続詞の「for」」について、「Ramblings」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

接続詞の「for」

▷今日の例文

英文▷
You cannot do a kindness too soon
For you never know how soon it will be too late.

Ralph Waldo Emerson

訳例▷ 
親切はいくら早く行っても早すぎるということはありません。
なぜならば、どれだけすぐに手遅れになってしまうかということは誰にもわからないからです。

ラルフ・ウォルドー・エマーソン


実際のニュース映像はRamblings

▷解説

「for」は前置詞としてよく使われますが、実は接続詞になることもあります。
意味は「because」などと同じく「〜なので」「〜だから」です。
理由や原因を表します。
やや古めの使い方なのであまり日常会話などでは見かけません。
格言やちょっと古い言葉などで使われます。

「今日の例文」の「for」も理由を表す接続詞です。

▷その他の単語

cannot 〜too: いくら〜しても~し過ぎることはない
Ralph Waldo Emerson: ラルフ・ウォルドー・エマーソン ※1803〜1882年アメリカ合衆国の思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト。 

▷今日の例文は「Ramblings」から

whileの後の主語や動詞の省略【 |連続| 第1182回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-01-09 04:45:55 | 接続詞
Let's get started with day 9 for the month of January.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

未来のデザインは省スペース性とデザイン性を兼ねています。
「whileの後の主語や動詞の省略」について、「Interesting Engineering」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

whileの後の主語や動詞の省略

▷今日の例文

英文▷ These minimalistic designs will shape future trends while saving space.

訳例▷ これらのミニマリスト的デザインはスペースを節約しながら、未来の流れを形作っていきます。


▷実際のニュース映像はInteresting Engineering

▷解説

whileは接続詞なので、基本的にはその後に文が続きますが、主語と動詞が省略され、動詞の「〜ing形」が続くことがあります。

「今日の例文」では、もともとは「while they are saving space」だったものが「they are」が省略されたものと考えられます。
なおこの場合、「while」は時を表す副詞節をつくっており、この副詞節の中では未来形の文であっても「while」の後の動詞は現在形になります。

▷その他の単語

minimalistic: ミニマリスト、最小主義の
design: デザイン
shape: 〜を形作る、具体化する
future trend: 未来への潮流、将来動向、先行き
save space: スペース[場所]を節約する

▷今日の例文は「Interesting Engineering」から
These minimalistic designs will shape future trends while saving space

「and」が結んでいるもの【第890回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-03-23 04:08:02 | 接続詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ペットのクマが親友のように飼い主に寄り添っています。
「「and」が結んでいるもの」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「and」が結んでいるもの

▷今日の例文

 英文▷ Bear Gives a Bear Hug
     Semyon the 19-month-old brown bear makes a successful attempt to comfort his owner and peeks out the window.

 訳例▷ クマが強いハグをしました。
     19カ月のヒグマのSemyonが、飼い主を慰めるのに成功し、窓から外を覗きました。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 接続詞には、「等位接続詞」と「従位接続詞」があります。
 等位接続詞は「and」「but」「or」など、従位接続詞は「when」「because」「as」「though」などです。

 等位接続詞は、「同じ価値のものを結ぶ接続詞」と言われたりします。
 そして英文解釈をする上で等位接続詞がどの語とどの語を結んだり、並べたりしているのかを把握するのが大事です。

 「今日の例文」では、最後の方に「and」という等位接続詞があります。
 この「and」が結んでいる語は何かというと、「makes」と「peeks」という2つの動詞です。

 一見、「attempt」の後ろに続く「comfort」と「peeks」が結ばれるようにも見えますが、「peeks」と三単現の「s」がついているので、これは不定詞ではありません。
 ですので、「and」で結ばれているのは「comfort」と「peeks」ではなく、「makes」と「peeks」ということになります。

 ちなみに一行目の「Bear Gives a Bear Hug」は、英語のシャレになっています。
 「bear」は「クマ」という意味ですが、「bear hug」は「強い抱擁」という慣用句です。
 本来の意味と慣用句の意味をかけているわけです。
 なお、本来は「A Bear Gives a Bear Hug」というように、最初に「A」がつくべきですが、タイトルのために省略されていると思われます。

▷その他の単語

 bear hug: ベアハッグ、強い抱擁 
 brown bear: ヒグマ
 make an attempt: 試みる
 successful: 成功した
 comfort: 慰める、安心させる
 owner: 飼い主、オーナー
 peek out: 〔人が窓などから〕そっと外を見る[のぞく]

▷今日の例文は「The Sun」から
Bear Gives a Bear Hug

等位接続詞の後の主語の省略【第883回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-03-16 04:08:46 | 接続詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

2匹のイヌが門の有無で態度を豹変させます。
「等位接続詞の後の主語の省略」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 等位接続詞の後の主語の省略

▷今日の例文

 英文▷ This is the hilarious moment two dogs barked ferociously at each from either side of a gate – but whimpered softly when it was opened.
    
 訳例▷ これが、2匹のイヌが門の両側からお互いに激しく吠えあったのに門があくと穏やかなにクンクン泣くという抱腹絶倒の瞬間です。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「and」「but」「or」などの接続詞を「等位接続詞」と言います。
 「等位接続詞」は、対等の関係にある2つの文や語句をつなぐ時に使います。

 そして2つの文を結ぶ時に主語が同じ場合は、後ろの主語を省略することができます。

 「I wake up.」(私は起きた。)と、「I washed my face.」(私は顔を洗った。)という2つの文を「and」でつなぐと、「I wake up and washed my face.」と書けます。
 後半の主語は省略されています。

 「今日の例文」では、「but」という等位接続詞が使われており、やはり後半部分の主語が省略されています。

 「two dogs barked ferociously at each from either side of a gate – but whimpered softly when it was opened」の部分は、2つの文章を「but」でつないだものです。
 
 ①two dogs barked ferociously at each from either side of a gate
 ②two dogs whimpered softly when it was opened

 ①と②の主語が同じなため②の主語が省略されている形です。
 
 なお、「but」の前に「ダッシュ(–)」があるため、ややわかりにくくなっていますが、今回のこのダッシュはちょっと間をあけるためにいれたものと考えられます。
 
▷その他の単語

 hilarious: 非常におもしろい、底抜けに愉快な、爆笑ものの、抱腹絶倒の
 moment: 瞬間
 bark at: 〜にほえる
 ferociously: 激しく、ひどく
 either side: 両側
 gate: 門、通用門、出入口
 whimper: 泣きそうな声を出す、しくしく泣く、めそめそする、〈犬が〉クンクン鳴く
 softly:  優しく、穏やかに

▷今日の例文は「The Sun」から
Dogs with all Bark and No Bite