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等位接続詞の後の主語の省略【第883回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

2匹のイヌが門の有無で態度を豹変させます。
「等位接続詞の後の主語の省略」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 等位接続詞の後の主語の省略

▷今日の例文

 英文▷ This is the hilarious moment two dogs barked ferociously at each from either side of a gate – but whimpered softly when it was opened.
    
 訳例▷ これが、2匹のイヌが門の両側からお互いに激しく吠えあったのに門があくと穏やかなにクンクン泣くという抱腹絶倒の瞬間です。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「and」「but」「or」などの接続詞を「等位接続詞」と言います。
 「等位接続詞」は、対等の関係にある2つの文や語句をつなぐ時に使います。

 そして2つの文を結ぶ時に主語が同じ場合は、後ろの主語を省略することができます。

 「I wake up.」(私は起きた。)と、「I washed my face.」(私は顔を洗った。)という2つの文を「and」でつなぐと、「I wake up and washed my face.」と書けます。
 後半の主語は省略されています。

 「今日の例文」では、「but」という等位接続詞が使われており、やはり後半部分の主語が省略されています。

 「two dogs barked ferociously at each from either side of a gate – but whimpered softly when it was opened」の部分は、2つの文章を「but」でつないだものです。
 
 ①two dogs barked ferociously at each from either side of a gate
 ②two dogs whimpered softly when it was opened

 ①と②の主語が同じなため②の主語が省略されている形です。
 
 なお、「but」の前に「ダッシュ(–)」があるため、ややわかりにくくなっていますが、今回のこのダッシュはちょっと間をあけるためにいれたものと考えられます。
 
▷その他の単語

 hilarious: 非常におもしろい、底抜けに愉快な、爆笑ものの、抱腹絶倒の
 moment: 瞬間
 bark at: 〜にほえる
 ferociously: 激しく、ひどく
 either side: 両側
 gate: 門、通用門、出入口
 whimper: 泣きそうな声を出す、しくしく泣く、めそめそする、〈犬が〉クンクン鳴く
 softly:  優しく、穏やかに

▷今日の例文は「The Sun」から
Dogs with all Bark and No Bite



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