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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

条件を表す「as long as」【第786回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-12-09 11:51:33 | 接続詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

エジプトの塩分濃度の高い湖で、Kene Nwobuさんが服のまま浮かんでいます。
「条件を表す「as long as」」について、「TRT World」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 条件を表す「as long as」

▷今日の例文

 例▷ 'No need to know how to swim as long as you have the courage to jump down'.

 訳例▷ 「あなたが飛び込む勇気さえ持っていれば、泳ぎ方を知っている必要はありません」

▷実際のニュース映像はTRT Worldから

▷解説

 「as long as+文」は、主に2つの意味があります。「〜する間は(時間の限度)」と「〜さえすれば、〜であれば(条件)」
です。

「時間の限度」
 例▷ You can stay in this park as long as you would like.
(お好きなだけの時間、この公園にいらっしゃっていいです。)
 
「条件」
 例▷ I am happy as long as you are happy.
(あなたが幸せなら、私も幸せです。)

 「今日の例文」では「as long as」が「条件」(〜であれば)という意味で使われています。

 ちなみに「as long as」に似た表現に「as far as」があります。
 これは「程度や範囲の限度」を表し、「〜する限り」という意味になります。

 例▷ As far as I remember, today is Sunday.
   (私の覚えている限りでは、今日は日曜だ。)

▷その他の単語

 no need to: ~する必要はない、~するには及ばない
 know how to: 〜のしかたを知っている、〜のしかたがわかる、〜ができる
 swim: 及ぶ
 courage: 勇気
 jump down: 飛び込む、飛び降りる
  
▷今日の例文は「TRT World」から
“No need to swim” in Egypt's deep salt lake



接続詞の前後を訳す順番【第720回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-10-04 04:38:45 | 接続詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ドローンでワニを撮影していたところそのドローンがワニに襲われてしまいました。
「接続詞の前後を訳す順番」について、「CBS News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ
 

 接続詞の前後を訳す順番

▷今日の例文

 例▷ A TV news crew was using a low-flying drone to photograph saltwater crocodiles at a wildlife park in Australia, when one croc jumped out of the water, grabbed the drone in its teeth, and took it to the bottom of the lagoon.

 訳例▷ オーストラリアの野生動物公園で、テレビニュースのクルーがイリエワニを撮影するために低空飛行のドローンを使っていました。その時、一匹のワニが水中から飛び出して歯で平然とドローンをつかみラグーンの底に連れ去りました。


▷実際のニュース映像はCBS News

▷解説

 My father was watching TV when I came home.
 
 この文の場合「when I came home」の部分を先に訳して「私が帰った時、父はテレビを見ていた。」とするのが普通です。しかし、場合によっては訳し方を変えた方がいい時があります。

 I was walking on the beach when I found a beautiful shell.

 こうした場合は「when」以下を先に訳しても間違いではありませんが、「ビーチを歩いていた時、私は美しい貝殻を見つけました。」という風に訳す方が自然になります。「when(〜の時)」という接続詞がまるで「I was walking on the beach」の前についているように訳すわけです。

 「今日の例文」の「when」も後ろから訳すよりも前から訳していった方が自然になる例です。「when」の前でいったん文を終わらせてしまって、「その時〜」という感じで後ろの部分を訳していくと自然な日本語になります。
  
▷その他の単語

 crew: クルー
 low-flying: 低空飛行の
 drone: ドローン
 photograph: 〜の写真を撮る
 saltwater crocodile: イリエワニ
 wildlife park: 自然動物園、サファリパーク
 croc: 「crocodile」の省略
 jump out of: 〜から飛び出す 
 ※「out of」ではある空間の中から外への移動が含意される。ちなみにここが「from」になると「from」は特定の場所を行為の起点としてとらえる。
 grab: 〜をつかみとる、ひったくる
 teeth: 歯 ※「tooth」の複数形
 in one's teeth: 公然と、面と向かって、口に 
 ※「今日の例文」では、この熟語の意味と文字通り「歯でかみついた」という意味がシャレとして使われているとも考えられる。書いた人に聞いてみないとわからない。
 lagoon: ラグーン、潟

▷今日の例文は「CBS News」から
A TV news crew was using a low-flying drone....



接続詞の前後を訳す順番【第708回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-09-22 04:48:27 | 接続詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

パリでセーヌ川をまたぐ綱渡りに成功した人がいます。
「接続詞の前後を訳す順番」について、「TRT World」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 接続詞の前後を訳す順番

▷今日の例文

 例▷ French slackliner crossed the Seine river on a 70 metre-high tightrope strung between the Eiffel Tower and Challiot Theatre as crowds cheered below.

 訳例▷ フランス人のスラックライナーがエッフェル塔とシャイヨー国立劇場の間に張られた70メートルの高さの綱渡りの綱をつたい、セーヌ川を渡りました。その時、人々は下で声援をおくりました。


▷実際のニュース映像TRT World

▷解説

 My father was watching TV when I came home.
 
 この文の場合「when I came home」の部分を先に訳して「私が帰った時、父はテレビを見ていた。」とするのが普通です。しかし、場合によっては訳し方を変えた方がいい時があります。

 I was walking on the beach when I found a beautiful shell.

 こうした場合は「when」以下を先に訳しても間違いではありませんが、「ビーチを歩いていた時、私は美しい貝殻を見つけました。」という風に訳す方が自然になります。「when(〜の時)」という接続詞がまるで「I was walking on the beach」の前についているように訳すわけです。

 「今日の例文」では「when」と同じ意味を持つ「as」(〜の時)が使われていますが、この文の場合もちょっと訳を工夫をする方が自然になります。
 「as crowds cheered below」は普通に訳すと「人々が下で声援した時に」となりますが、全体を読むと、上の訳例のように最後につけるような形に訳した方が自然です。

▷その他の単語

 French: フランスの、フランス人[語]の、フランス風[式]の
 slackliner: スラックライナー ※スラックライン(slacklining)とは、細いベルト状のラインの上でバランスを楽しむ遊びである。バランス感覚や集中力などを鍛えることができると他のスポーツのオフトレーニングとしても幅広く使用される。引用:Wikipedia
 the Seine river: セーヌ川
 〜 metre-high: 〜メートルの高さの
 tightrope: (綱渡りの)ぴんと張った綱
 strung: stringの過去分詞 〜を張る 
 the Eiffel Tower: エッフェル塔
 Challiot Theatre: シャイヨー国立劇場
 crowds: 群衆 ※crowdの複数形
 cheer: 声援する
 below: 下で

▷今日の例文は「TRT World」から
Slackliner walks tightrope between Eiffel Tower and Chaillot



as soon as+文【第698回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-09-12 04:59:52 | 接続詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

クロアチアに宗教幾何学からヒントを得たアートを砂浜に描く芸術家がいます。
as soon as+文」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 as soon as+文

▷今日の例文

 例▷ He says the opportunities for his creativity never end, as his canvas is always available to draw on again, as soon as the tide goes back out.

 訳例▷ 「創造力を発揮する機会は決して終わらない。なぜなら自分のカンバスはいつも、潮が引き去るとすぐにまた絵を描くために使えるようになるからです」と、彼は言います。




▷実際のニュース映像NowThis

▷解説
 
 よく見かける「as soon as possible」は「できるだけ早く」という意味の熟語です。
 頭文字をとって「ASAP」と書かれることもよくあります。

 「as soon as」は後ろに文をつなぐこともできます。意味は「〜するとすぐに」「〜するやいなや」です。
 「as soon as」で接続詞のようになるわけです。

 「今日の例文」でもこの「as soon as+文」が使われています。
 
▷その他の単語

 opportunity: 機会
 creativity: 創造力
 never end: 決して終わらない、果てしなく続く
 canvas: (絵を描く)カンバス、(布地の)キャンバス 
 available: 利用可能な、役立つ
 draw: 描く
 the tide goes back out: 干潮になる、干潮である ※「the tide rolls(comes) in」で「潮が満ちる」

▷今日の例文は「Now This」から
Artist Creates Unique Works of Art in the Sand




理由を表す接続詞「for」【第672回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-08-17 04:00:31 | 接続詞

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

中国のベテラン大工のおじいさんが孫にカニ型の乗り物を作ってあげました。
「理由を表す接続詞「for」」について、「China Xinhua News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 理由を表す接続詞「for」

▷今日の例文

 例▷ A toddler became the envy of all children in his village for he had received a full-size wooden "crab" baby car handcrafted by his grandpa.

 訳例▷ 一人の幼児が村の全ての子どもたちの羨望の的になりました。なぜなら、彼は彼のおじいちゃんが手作りしたフルサイズの木製カニ型子ども用自動車玩具をもらったからです。


▷実際のニュース映像はこちら

▷解説
 
 「理由・原因」を表し、「〜だから」「〜なので」という意味になる接続詞は複数あります。
 「because」「since」「as」が代表的ですが、これに加えて「for」が使われることがあります。
 「今日の例文」では、この「理由・原因」を表す接続詞の「for」が使われています。
 接続詞ですので「for」の後には文が続いています。

▷その他の単語

 toddler: よちよち歩き[歩き始め]の幼児
 the envy: 〖the ~〗羨望の的
 children: 子どもたち ※childの複数形
 village: 村
 receive: 受け取る
 full-size:  フルサイズの、標準サイズの、実物大の
 wooden: 木製の
 crab: カニ
 baby car: 子供用のクルマ型玩具
 handcraft: 〜を手作業[細工]で作る
 grandpa: おじいちゃん

▷今日の例文は「China Xinhua News」から
A toddler became the envy of all children....