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●普天間米軍のCH53E大型輸送ヘリの窓落下…「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」

2017年12月16日 00時00分31秒 | Weblog

三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



琉球新報のコラム【<金口木舌>日常がほしいだけ】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-630558.html)。
東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017121402000110.html)。

 《あまりにもひどい出来事に耳を疑った。怒りとショックで言葉も出ない。13日、米軍普天間飛行場所属の大型ヘリの窓が宜野湾市の普天間第二小学校の運動場に落下した…「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」。前日、緑ヶ丘保育園の保護者らは、県や県議会に訴えていた。一方、園に対して「自作自演」などという中傷の電話やメールさえ寄せられている
 《沖縄県宜野湾市の小学校に、米海兵隊普天間飛行場所属の大型ヘリコプターの金属製窓枠が落下した…▼七日にも、米軍の別のヘリコプターが円筒状の物体を同じ市内の保育園に落下させている。沖縄の地には、アメリカ軍というあめが降り続くのか。雨を止めなければならぬ。その危険な雨から身を守れる傘は、ない


 米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリの窓が落下…しかも、子供たちの居た小学校の校庭に。沖縄の人々、特に、子を持つ親としての願いは、《子どもを園庭で遊ばせたい》《当然の日常がほしいだけ》。そんなささやかな願いさへ、いつまでたっても叶わない、沖縄。

   『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
      “茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」

 何にもできない、な~んにもしないアベ様ら。結局、何度も、何度も同じことの繰り返し…「事故はまた起きる」。《アメリカ軍という「あめ」が降り続く…その危険な雨から身を守れる傘は、ない》というのに。見て見ぬふりな「本土」。
 普天間基地を即時停止すべきだ。一方で、「辺野古が唯一の解決策」と嘯く傲慢さで、「普天間基地の閉鎖」≠「辺野古移設」であるにもかかわらず、《生物多様性の生きた教科書》な沖縄の「森」や「海」を何の躊躇もなく殺し、さらには、沖縄に番犬様を押し付け、基地の恒久化を「謀る」。番犬様なんて、沖縄にも、日本のどこにも要らない。自国にお引き取り頂けばいいだけの話だ。さっさと普天間を閉鎖し、辺野古の破壊も止めてくれ。

   『●「辺野古が唯一の解決策」という呪文を唱えることしか
         能の無いアベ様ら…消えた「辺野古」の「へ」の字?

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-630558.html

<金口木舌>日常がほしいだけ
2017年12月14日 06:00

 あまりにもひどい出来事に耳を疑った。怒りとショックで言葉も出ない。13日、米軍普天間飛行場所属の大型ヘリの窓が宜野湾市の普天間第二小学校の運動場に落下した

▼体育の授業中で、約60人の児童が運動場にいた。児童からわずかしか離れていない所に、90センチ四方の物体が落ちてきた。周辺には割れた透明板が飛び散っている。どんなに怖かっただろう

▼1年前のこの日、米軍オスプレイ名護市安部の海岸に墜落した。今年10月には、東村高江の牧草地に米軍ヘリが不時着・炎上した。同じ宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍機の部品が落下してから、6日しかたっていない

▼1959年の宮森小学校米軍機墜落事故では、18人の犠牲者が出た。当時、同小で教えていた故・豊浜光輝さんは、事故から50年以上を経ても「犠牲者の無念の死を絶対忘れない」と、事故を語り継ぐ活動を続けた

▼「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」。前日、緑ヶ丘保育園の保護者らは、県や県議会に訴えていた。一方、園に対して「自作自演」などという中傷の電話やメールさえ寄せられている

▼なぜ、県民はこれほどまでに命を脅かされ、異常な日常を過ごさなければならないのだろう。だから「基地はいらないと訴え続けてきた。政府と国民は今度こそ、沖縄の声に耳を傾けてくれるだろうか
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017121402000110.html

【コラム】
筆洗
2017年12月14日

 「雨の降る日は天気が悪い」と書けば、あたりまえだろうと叱られそうだが、その通り、あたりまえの話であることをたとえる昔からの慣用句。「犬が西むきゃ尾は東」に近いだろう▼なにも降るのは天気が悪いときとは限らぬ雨がある。「怪雨」。「あやしのあめ」と読む。魚、カエル、獣の毛など、本来、降ってくるはずもないものが降ってくる不思議な現象のことだそうで江戸時代の百科事典「和漢三才図会」の中にも記述がある。「みな怪しがりて怪雨と呼びき」▼獣の毛程度ならともかく、降ってきたのは米軍ヘリコプターの窓。しかも、子どもが間近にいた小学校の校庭とあれば、「怪雨」どころではなく、背筋も凍る「あやうしのあめ」である。沖縄県宜野湾市の小学校に、米海兵隊普天間飛行場所属の大型ヘリコプターの金属製窓枠が落下した▼危機の際には真っ先に守られるべき子どもたちが危険な目に遭う絶対に許されない事故である▼窓が落ちた際、はねた小石で男児一人が軽いけがを負っているが、近くにいた子どもたちはどれほどの恐怖を感じただろう。もしもを想像したくない▼七日にも、米軍の別のヘリコプターが円筒状の物体を同じ市内の保育園に落下させている。沖縄の地には、アメリカ軍という「あめ」が降り続くのか。雨を止めなければならぬ。その危険な雨から身を守れる傘は、ない
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