麺家 ゐをり１

思わず時間がかかったため、予定が大幅に狂いました。

ここは、ぜひ行きたかったお店で、何とか間に合いました。


「ゐをり」です。
新しい感性のご主人がやっているお店ということで、今佐野市でかなり評判のお店です。
実は先ほどの「とかの」での修行経験もあるそうで。

とにかく建物がユニーク。
建築デザイン的にも評判のお店のようですが、まるで「宮崎ワールド」のようです



こちらも遅い時間にもかかわらず待ち客がありました。
無事、お店に入ることができました。
お店のつくりがすごいです。
壁も手作りかという感じの藁を練りこんだ土壁スタイル。
トイレの上がこんな感じ


昆虫がさりげなくいるは（もちろん本物ではないですが。）、まっくろくろすけはいるは、この上にトトロもいたと思います

なんだか、ラーメン店ではないみたい。
女性客も多いのは頷けますね。

誰かに見つめられている気がして、外を見たら「スパイダーマン」もいました


さて、メニューはこんな感じ。


醤油がやはり一番大きいですね。
でも、「塩」が評判なので「塩」いってみます。
実は、ちょっと前に出ていた限定の冷たいラーメンにもメチャ興味がありましたが、提供はなくなっていました。



サイドメニュー的には佐野ラーメンのイメージではないですね


のんびり待っていると、気になるものが。


何で二重になっているのかなあと思ったら、水滴が出ないようにということなんでしょうね。
軽くて使いやすいし、底も濡れない、これ良いですねえ





何でもご用意するよ、という感じで好感持てます。
子供用に麺を切るためのはさみまで用意されているようです。
オイラもヘアゴムでも借りてみましょうか


調理は奥でやっているので様子がわかりません。
ホールは女性スタッフがてきぱきとこなしています

来たようです。
塩ラーメン650円です。


表面に香味油が浮いて、水菜とフライドオニオンが入ることで、かなり今風になっていますが、基本は「佐野ラーメン」のようです。
これで650円は安い気がするなあ




具はチャーシュー二枚、ねぎ、メンマ、水菜、フライドオニオン。
まずはスープから。

「あ～、これウマイ」
フライドオニオンの香りがよく、鶏ベースの油から出る甘みが最初に来ます。ベースとなるスープは鶏と豚のガラをミックスさせているようで、力がありますねえ。
どことなく、「支那そばや」的な味わいを感じさせます。


チャーシューは二枚あり、ジューシーで美味しい
塩ダレは柔らかい味で自然な旨みがあります。
味の濃さもちょうどいいですね。


麺はこちら。


やはり青竹式の手打ち麺らしく、平打ちで縮れています。
佐野ラーメンらしさが出ていますね
口に含むとぷるぷるとした食感があり、「とかの」と似ているようです。
でもこちらのほうが噛んだときの歯ごたえが強いですね、そして小麦の香りがあり美味しい麺です

全体的にすごくまとまっていて、ハイレベルなラーメンでした。
こうした「佐野ラーメン」を進化させたラーメンがこれから増えていくのかもしれませんね、美味しかったです

最後はこちら。



プリン280円です。
「カフェ並に美味しい」と評判高かったのですが、評判どおりの味。固すぎず柔らかすぎず、コクがあってすごくおいしかったです。

器だけでなくスプーンまで冷えているとは、さすがですね。




ちなみにトイレの中までこの気の使いよう。


なんでもありですねえ

いやあ、この二日間勉強になりました。栃木、好きです


本日の一言

「夢があるラーメン店っていいですね。アウトレットとからめてまた行きたい」