とかの１

次に向かったお店は、「とかの」です。

ここも行列必至の人気店ということで、気合を入れていきました。

お店が見えるとすでに行列が
しかし、駐車場がわかりにくく、何度かぐるぐる廻ってしまい、ようやく駐車場を見つけたときにはすでに満車。
こちらの駐車場は８台分しかないから、仕方ないのかな
おとなしく待っていましたが、３０分くらいたってようやく空きました。

お店の前へ行くと、行列がすごくのびています。
実は、自分の後から来たはずの車の同乗者がすでに前に並んでおり、運転手が車を駐めたらどんどん横入りできるスタイルのようで、これは残念でした
見ていると後から後から前に並んでいる家族の人数が増えていくので行列が一向に進みません。
「全員そろってから行列に並ぶ」スタイルが当たり前のような気がするのは、オイラくらいでしょうか





げ、市営駐車場もあったのかあ
最初からそちらにしたらよかった。

ちょうど常連らしき年配の夫婦が居たので話を聞いてみると、「お店はすごく小さいから、この行列だと１時間は待つかなあ。」という感じでした。
行列の前に進むと、お店の人が出てきて食べる餃子の数を聞いていきます。
ここのお店も餃子が人気のようで、事前にどんどん焼いていくみたいですね

ようやく前のほうにいくと、椅子が用意されていて座ることができます。
いよいよお店に入ることができました。
しかし、ここまで回転が悪いお店は久しぶりです
１時間前にお店に入ったグループがようやく出てくる、そのくらいな感じです。
最初は饒舌だった常連さんも、あまりの暑さと長さにテンションが下がっています



お店の中は小さく、かなり狭いです。
調理は年配のご主人が行い、女性たちが補助しています。
メニューはこんな感じ。



メニューは少ないですね。
ここでもやはりねぎがあります。

注文をして、トイレを借りようとすると、なんと店にくっついた家の中でした
しかも狭いです。懐かしい感じがしました。


調理の様子を見ていると、麺上げがビシッと決まっていますね。
しかし、一度にゆでる数が少ないようで、ここでも時間がかかります。
30分待ってようやく来ました。


お店に来てから、この瞬間まででなんと120分
途中で、あきらめた人もいましたが120分待ったのは久しぶりですねえ。


おお、佐野ラーメンだあ～。
まずはスープを。
「あ、これが佐野ラーメンだね。」
こちらは自分のイメージに近いラーメン。
鶏がらベースで、昆布系の旨みがあります。
全体的にダシは控え目で、もちろんあとからくる醤油ダレも優しい感じ
スープは美味しいですねえ。




具はメンマ、チャーシュー、ねぎ、なるとちゃん
メンマは水煮に手を加えているのでしょうか、ちょっと味付けが好みではない感じでした。
チャーシューはこちらも脂身が多いタイプ。
ラーメン自体があっさりなので、これが普通なんでしょうかねえ。
食べてみると、柔らかくて美味しかった




麺はこちらも自家製のプルプルした平打ち縮れ麺。
食感はいいですね、ただ「麺が美味しい」とまではいきませんでした。

こちらものどが渇く感じがありますが、スルッと完食。
２時間待って、10分で食べ終わる。
なんて計算が合わないんでしょうか

佐野ラーメンを何十軒と食べ歩かなければもちろんわかりませんが、こちらは年季とこだわり、職人技で人気があるんでしょうね。
週末は、家族連れや待つことが嫌いな人にはオススメできないラーメン店です。


本日の一言

「佐野ラーメンの王道的ラーメン店なんでしょうね」