田村屋１

栃木に来たからには、行かねばならんのでしょうねえ。

翌日は佐野市へ「佐野ラーメン」を食べに来ました。
ちゃんとした佐野ラーメンを食べるのは初めてかも
ちなみに「佐野実」のラーメンではありません

調査をした結果、ここは外さないほうがよさそうだなあと思った、「田村屋」へ。
早く着きすぎてしまったので、近くの道の駅でお買い物です
戻って、１時間前から待ちました。
麺を打っている部屋があり、その様子をガラス越しに見ることができました、ラッキー
開店20分前くらいから徐々にお客さんが増え始め、開店時には行列が
やはり人気店ですねえ、宇都宮ナンバーや県外ナンバーの車が多かったですが、栃木ナンバーなどもありました。

無事開店し、お店へ。
テーブルがたくさんあるお店ですが、カウンターが少し（２つ）だけあったのでそちらへ。
調理の様子も見えるＶＩＰ席です
メニューはこんな感じ。


いや、意外と種類が多いんですねえ。
白ネギと赤ネギなんて面白いなあ



お酒メニューまで充実していますねえ。
「あつかん」があるとはすごい

注文を済ませ、調理の様子を見ます。
主な調理はご主人らしき人がすべてこなし、ほかの方は補助しているみたいですね。
ご主人といっても若い方です
寸胴を見ましたが、なかなか衝撃的でした。
いやあ、勉強になるなあ。

一番目の客なので、最初に来ましたよ～



おお、これが佐野ラーメンですか
う、美しい
この透き通ったスープが良いですねえ。


まずはスープを一口。
「えっ」
いやいや、ぜんぜん想像していた味と違いました。
これはやられた～。
女性的な優しいスープが来るのかなあと思っていましたが、「ビシッ」と一本筋の通ったインパクトのある味が。
鰹の味がすごく前面に出ていて、すごく香りが良い。そしてネギの味わいがすごく広がって、その後から鶏ベースの優しい味わいがくるいやなんとも深みのある味。
これ、美味しいですよ
醤油ダレはあくまで添え物という感じでしょうか、じんわりときます。
タレは控えめですが、若干のどが渇く感じがあるので、そこはもったいない感じです。

表面を豚の脂が覆っていて、これがまたなんとも香りが良い。
良いですねえ。




具はチャーシュー、メンマ、ねぎ、ほうれん草、なるとちゃん
メンマは丁寧な仕事、ねぎがやはり美味しく、脂身が多いチャーシューも豚のクサミは無く、ほどよいこってり感を演出しています




こちらが麺。
不ぞろいな太さがいかにも「自家製麺」という感じで良いですねえ
すすってみます。
「うわ、これも美味しい」
もっちりとしながらも、口の中でぷるんと踊り、噛むごとに小麦の味わいがしっかり出てきます。
いかにも「麺を食っています。」という感じでこの麺は美味しいなあ
そしてまた、麺とスープがよく合いますよ
麺をすするごとに麺にスープがからみついてきます

佐野ラーメンって美味しいなあ。
ぐいぐい食べてしまいます。
最後の一滴まで美味しく完食

この味のラーメンなら時代に左右されず、なおかつ静岡県でもかなりうけそうなラーメンです。
好みの問題でしょうが、このメリハリがある味は好きですねえ
良いお店に出会えました。

あ、こちらを忘れてた。


三個で280円というので意外と高目かなと思ったら、一個一個がでかいジャンボ餃子でした
パリッとしながらも油っぽさが無い見事な焼き方ですね。
食べてみると、これは美味しい
餃子のレベルも高いと効いていましたが、この餃子もメチャ美味しいです


本日の一言
「この味には太鼓判、東京でも静岡でも間違いなくうける味わいですね」