社長の品格  成功への羅針盤

二十年ぶりの封印を解き、今再び俳優業に復帰した女社長ブログです。

お正月パートⅡ

2011-01-08 22:47:57 | 日記
新しい年を迎えた2011年元旦。
妹の嫁ぎ先へ我が家一行が新年のご挨拶に出向くことになりました。
妹の歴史ある嫁ぎ先の主家を、修繕という目的でリフォームしてから
まだ一度も訪れていないのでどんな風になったのかとても楽しみでした。

久しぶりに訪れてみて、歴史の重さを感じる建造物に鳥肌を立てながら、
ドキドキち胸が高鳴るなか家の中を案内してもらいました。
家の歴史は100余年と聞いていましたが、周りをどう見渡してみても
ずっしりと迫りくる歴史のにおいは只者ではないことを想像させます。

それでどうも釈然としなかったので私なりに調べてみました。。。


この辺りの歴史はなんと400年が経過していることを知り驚きました。
慶長11年1606年に館林領により認められた桐生と中山道を結ぶ宿場町として
発展したのだそうです。(当の妹は知らないようだ。後で教えてあげよう。)
安政年間のこの宿場町の規模は家数40戸、人口147人、茶屋3件、旅籠屋が1件という
とてもリアルな数字までが残っているので、わくわくしてきました。
この一帯は土蔵、水路、町家、そして医院などがありとても風情のある一角です。
関ヶ原の戦いの後に近隣からこの街道沿いに住民が移転してきて村が成った
ようですが、果たして移転派なのかその前から住んでいたのか、
そして何やさんをしていたのか、それとも町家として生活していた建物なのか、
人の家なのにワクワクと勝手に想像してしまいます。


それにしてもこれだけの歴史建造物を助成もなく、
住民だけでしっかり守り続けていることにとても感服致します。
大きな修繕は必ずどこかの代でしなければならず、
伝え続けなければなりません。
経済的にも大変なことです。今の時代を生きていかないとならないわけですし。


玄関と玄関ホール

 
   ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
しゃちくんへ (ぱる)
2011-01-10 21:12:47
梁の太さには驚きます。
柱や梁は漂泊したようですが、
広くて数もあるので大変だったようです。
この宿一帯のリフォームは皆同じ大工さんだということです。

本物ってすごいですね。
築6年の我が家がとても貧相にさえ感じます。
技術も建造物も残していかねばならない
貴重なものですね。


返信する
良いですなぁ… (しゃちくん)
2011-01-10 13:29:40
私も建築の設計の仕事をしていた頃、地方の古い家のリフォームをした事があります。

玄関周りは古い材木と新しい材木の色がはっきり違うのでそれをどう解釈するかで非常に悩みますよ…

室内の差し鴨居も立派ですし、昔の日本家屋からは学ぶべきものが沢山ありますね。

合理化ばかりを優先してこれらの技術が失われてゆくのは非常に残念です!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。